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2013年 03月 10日

午前中、大山林道を歩いた。南西の風が強く、見上げると赤茶色に染まった杉の梢から煙のように花粉が横にたなびき、中国からの黄砂と相まって空はなんだか霞んで見える。ウソが3羽、コクサギの新芽を食べて、嘴を鮮やかな緑色に染めている。囀り始めたウグイス、まだまだ本調子ではないが、注意して聞いていると、それぞれに個性があるのがわかる。春、最初に姿を見せるテングチョウが、気温が上がり始めると林道のあちこちで飛び回る。林道終点では今年も可憐なシュンランを見ることができた。鳥の種数は少なく、やっと20種。撮影できたのはコゲラだけ。珍しくないが、とても好きな鳥だ。突っつき出したのが小枝だったので、尾羽を使った3点支持がよくわかる。

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by komachi-memo2
| 2013-03-10 22:14
| 探鳥
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