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カテゴリ:探鳥( 319 )

小さな川のシマアジ

 クビワキンクロを見た日の午後、電車とバスを乗り継いで住宅地を流れる川にシマアジを見に行った。都会の川はどこもコンクリートの三面張りと思いきや、この川は川に沿ってシロツメグサやタンポポ、ホトケノザ、オオイヌノフグリの絨毯の上を歩くことができる。大雨で水かさが上がれば遊水ゾーンになる川の畔を自然の散歩道として開放している。いかにも散歩道をつくりましたという感じがないのがいい。川も住宅地を流れる川とは思えないほどきれいだ。マガモ、カルガモ、オオバン、バン、オナガガモ、コガモが泳いでいる。しばらくシマアジを探して歩いていると、前を歩いていた女性が、シマアジなら反対の方角ですよと親切に声をかけてくれた。春の小川はさらさら行くよ。子どもの頃、歌った歌を自然と口ずさむほど、なにもかもが気持ちのいい午後であった。
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by komachi-memo2 | 2018-03-13 12:00 | 探鳥 | Comments(0)

食欲旺盛なクビワキンクロ

 帰省している息子と久しぶりに二人でクビワキンクロ♀を見に行った。クビワキンクロは日本では希な冬鳥。昨年、今年と連続して関東地方に訪れているが、いずれもプロミナーでようやく見れるほどの距離だった。今度の池は鳥までの距離が近い。彼女の頻繁な潜水も泡がプクプクと上がるので見失うことがない。浮上した彼女がくわえていたのはドングリ。次に彼女がくわえていたのはイモリだろうか(お腹が白いのが気になるが)。何とも食欲旺盛だ。体重の半分近くを渡りのエネルギーとして燃焼してしまう彼女らにとって、今は渡りの準備のための食べ時なのだろう。遠く旅立つ日も近い。仲間のいる北アメリカの繁殖地まで無事に1羽で帰ることができるだろうか。
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by komachi-memo2 | 2018-03-12 14:17 | 探鳥 | Comments(0)

松林の小鳥

 2月に少し遠出した沼の畔の松林で見たビンズイ。いつもビンズイを見つけるのは松林。マイフィールドの松林は荒れて、もうビンズイを見つけることはできない。時々遇いたくなる鳥だ。この時はひさしぶりに見られてうれしかった。
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by komachi-memo2 | 2018-03-04 09:00 | 探鳥 | Comments(0)

バードダイアリー2017完成


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 大雪で到着が遅れていたフォトブックが昨日届いた。1年間撮影した野鳥の写真をデータ保存しておくだけでは物足りないので1冊のフォトダイアリーにまとめていこうと昨年初めて、ようやく2冊目。今年も昨年同様にアスカネットの100頁、スクエア、ハードカバー。後半に探鳥記録を掲載しているのも昨年同様の構成。カバーには昨年12月に行った大授搦のダイシャクシギを使った。
 さて、仕上がり具合はというと、あれれ、背にタイトルを入れるのをすっかり忘れている! 2016年版と揃えたかったなあ。子どもの頃からこんなドジばかり。もう死ぬまで治らない。写真はというと縮尺率が100%前後のものはきれいに再現されているが、すこし大きく拡大したものはそれなりに怪しくなっている。今回掲載した写真はどれもニコンD500、500mmF4EにテレコンTC-14EⅢで撮影。写真1点1点を見ているときは気にならなくても1冊にしてみると、やはりメリハリが足りない。今年は70-200mmも投入してみようかな。
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by komachi-memo2 | 2018-01-25 17:24 | 探鳥

チュウヒ、コミミズク、オオハシシギ@稲敷

 茨城県稲敷周辺は毎年何回は必ず訪れている探鳥地だが、その範囲は広く、探索できていない箇所がまだある。今年になって2度、稲敷に行く機会があった。6日、日本野鳥の会神奈川支部のツアー初日は妙技の鼻で日の入りを迎えた。この日、私たちの見守るヨシ原に塒入りしたチュウヒのかなりの割合が大陸型のチュウヒであった。昨年、11月半ばに同じ場所で観察したときには大陸型チュウヒを観ていないから大陸型チュウヒが稲敷に越冬にやってくるのは年末になってからということを初めて知った。
 先週末、バーダー仲間5人でシギチとコミミズクを観に稲敷に行った。この日の成果は、タシギを間近で何羽も観察できたこと、オオハシシギの群に出会えたこと、ハジロコチドリ1羽を見つけることができたこと、そして初めての観察ポイントでコミミズク4羽が夕日の中で狩りをする姿をじっくり観ることができたことであった。
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by komachi-memo2 | 2018-01-15 19:40 | 探鳥 | Comments(0)

涸沼のハジロカイツブリ

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 6日、日本野鳥の会神奈川支部の茨城方面1泊探鳥ツアーに参加した。涸沼も訪れた探鳥地の一つ。ハジロカイツブリの数百羽の大群が沼の中央に集まっていた。その手前、風のない水面には幾筋かの長〜い泳跡が青く見え、それぞれ30〜40羽の集団が一列になって泳いでいる。集団の先頭が潜ると、次々に全羽が潜って見えなくなる。ハジロカイツブリの食べ物は魚介類。この集団行動には彼らの編み出した猟の秘密がありそうだが、水面下のことはわからない。ちょっと覗いて見てみたいものだ。
by komachi-memo2 | 2018-01-11 12:00 | 探鳥 | Comments(0)

新春最初の撮影はウソ

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 正月3日、ウソを観たくなって宮ヶ瀬に行った。マイフィールドでも声は聞いているのだが、今季はまだ姿を見せてくれない。宮ヶ瀬の林道を往復すると、数カ所でそれぞれ数羽のウソが崖上のウツギやフサザクラの種子を食べていた。枝かぶりのなかで針の穴に糸を通すようなポジショニングに苦労する。しかもこの林道は鳥たちを崖を背に撮ることが多いので、スッキリした背景になかなかならない。この日、鳥たちよりも間近で遇ったのはニホンザル。10匹ほどの群が林道に下りきて、食物の柔らかい葉を夢中で食べていた。
by komachi-memo2 | 2018-01-10 10:34 | 探鳥 | Comments(0)

大陸型チュウヒ♂を観る

 昨年、小雨交じりの寒い大晦日に、茨城県涸沼・那珂湊・大洗へ2017年最後の探鳥に鳥仲間と行った。この日一番の私の成果は典型的な大陸型チュウヒ♂を観ることができたこと。チュウヒはロシア極東部、モンゴル、中国東北部、サハリンで繁殖し、東南アジアで越冬する。日本でも本州近畿地方以北の一部地域では繁殖している。冬には大陸から本州以南に大陸組もやってくるが、国内組とタイプが異なる。これまで大陸タイプをじっくり観る機会がなかった。
 涸沼で観ることのできた大陸型チュウヒ♂は川の対岸の樹冠で休んでいた。一見して白と黒のコントラストが目立つ。背と雨覆が黒く、白い羽縁がある。虹彩は黄色。白い頭頸部と体下面には細い黒の縦斑がある。翼を上げたところを観ると、翼下面の初列風切p5~10の翼先が黒く、それ以外は少しクリームがかった白地に初列・次列風切の後縁にやや太めの黒灰色の横帯、それ以外にも4本の細い黒帯が点線状に入っている。翼下面の大・中・小雨覆にも細かい黒灰色の斑が入り、雨覆全体がやや褐色がかって見える。尾羽下面は薄灰がかった白で横帯はない。飛び上がった時の後姿を観ると、尾羽上面はほとんど白く、横帯は見えない。上翼面の雨覆、肩羽に褐色みがある。大陸型チュウヒ♂の成鳥やや手前、おそらく第3回もしくは第4回冬を迎えた個体だと思われる。
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by komachi-memo2 | 2018-01-04 15:54 | 探鳥 | Comments(0)

イスカとオオマシコに会う

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 今週のクリスマス・イブの日、長く憧れの鳥であったイスカ、オオマシコとのご対面のプレゼントをもらった。早朝のJR辻堂駅に集合したバーダー仲間5人は観たい鳥が頭の中を巡り、まだ行き先が決まっていなかった。相談の結果、諏訪方面にイスカ、オオマシコ狙いで出発することに決まった。中央ハイウェイを雪を被った北岳、甲斐駒の偉容を眺めながら西に2時間ほどで目的地に着いた。
 私たちが滞在中、白樺の木立にイスカは30羽ほどの群で3度訪れてくれた。渋いレンガ色の雄、灰黄緑色の雌が小枝に群がる姿を目に焼き付けた。イスカというとイメージするのは厳寒の凍える木立に止まる姿で、それを覚悟していたが、この日は風もなく雪も降らず、遠くに白く輝くアルプスが望める穏やかな日だった。夢中になってシャッターを切っていると、空抜けの写真ばかり量産していることに気付き、途中からは樹木の下の方に止まっている個体を狙って撮ることにした。

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 オオマシコは近くの林道沿いのハギの実を食べていた。ベニマシコと違い、雌も成鳥は赤みを帯び、特に若鳥の雌雄の区別は難しい。この日観たオオマシコは背、腰、上尾筒が少し赤みを帯び、胸部にもようやくわかる程度の赤みがある個体とそれより少し赤みのある2個体。いくつかの図鑑と見比べてみると、いずれも第一回冬羽雌のように思える。

by komachi-memo2 | 2017-12-26 16:13 | 探鳥 | Comments(0)

出水で見たツル4種……九州探鳥5

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 九州探鳥最終日は出水市。早朝からツルの飛翔する姿を初めて見ようと出水干拓地のツルの塒近くに行った。浅い水場の塒が朝日に白く輝きだし、黒々としたツルの群のシルエットが横に長く映し出されてくる。山の端近く、雲がすこし赤みを増す頃、塒を埋め尽くしていたツルたちは数羽から十数羽の群で周辺の干拓地へ飛びだっていく。ガンの朝発ちのように一斉に大群が飛び立つのかと思っていたが、そうではなかった。カメラのSSを稼ぎたいので、厚い雲の切れ間にツルたちが通りかかるところでシャッターを切る。翼上面の白がファインダーでも確認できるマナヅルの群だ。
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 出水のツルのうち圧倒的に数が多いのはナベヅルである。15000羽近くの飛来ツルのうち13000羽近くをナベヅルが占める。世界のナベヅルの8割以上を出水で観察していることになる。成鳥2羽と幼鳥2羽のファミリーがいた。幼鳥をガードするようにいつも傍らに成鳥がいる光景はなんともほほえましかった。

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 出水ではツル4種はぜひ見たいと思っていた。クロヅル、カナダヅルを見ることができたのはラッキーだった。九州探鳥旅行から戻って調べてみると、12月16日現在の出水のクロヅルは9羽、カナダヅルは7羽、見ることのかなわなかったナベグロヅルは5羽となっていた。(クレインパークいずみ、ツル羽数調査情報)

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by komachi-memo2 | 2017-12-20 11:17 | 探鳥 | Comments(0)