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カテゴリ:探鳥( 319 )

朝霧のなかのビンズイ

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6月3日、息子の元の運転で奥日光へ。赤沼の駐車場に着いたのは3時半をまわった頃。車から降りると、冷たい空気と共にオオジシギとカッコウの声が我々を迎えてくれた。戦場ヶ原の木道には霜が降りていた。雪をかぶったように白いズミの花が満開だ。朝霧の立ちこめた逆光のなかで、幻想的なワタスゲの原にしばし陶然となる。こんな光景のなかにノビタキでも止まってくれないものかと待ってみたが、鳥影は少ない。いつもの遠くのソングポストの枯れ木の上で囀っていたのはビンズイ。森林地帯に入っても鳥の姿は少なかった。昨年のちょうど今頃、コルリやコマドリを観た渓流沿いも鳥が出ないと、足取りは速く、湯滝にはすぐに到着してしまった。復路はエゾハルゼミの合唱。戦場ヶ原もすでに撮影のできる条件ではなくなっていた。6月、日のもっとも長い時期だが、好天に恵まれると、撮影できる時間は逆に早朝に限られることを思い知ったプチ遠征だった。
by komachi-memo2 | 2018-06-22 12:00 | 探鳥 | Comments(0)

松之山探鳥会とチゴモズ

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5月下旬、バーダー仲間5人で、毎年この時期に行われる松之山野鳥愛護会の早朝探鳥会に参加した。私は初参加。集合場所に到着したのは3時半頃、すでに夜は明けはじめ、アカショウビンの鳴き声が何カ所からも聞こえてくる。参加者が多いのに驚かされる。全国から100人近くが集まっていた。今年で62回も続いている探鳥会であることをこの時知った。参加者は3コースに分かれ、我々はバードピア須山コースを選択。残念ながらアカショウビンは声のみの確認となったが、コース後半でブッポウソウが出てくれた。確認された種数は3コース合計で47種だった。
探鳥会後、バーダー仲間で他のコースエリアである松口と美人林も回るが、アカショウビン、サンコウチョウは観ることができなかった。気持ちを切替え、最大の探鳥目的であるチゴモズを探して車を移動する。
この日、チゴモズ雄2,雌1を確認。雄はテリトリーを競い合い、1羽が飛んで木の枝に止まると、もう一羽がそれを追い払おうと追いかけるシーンを我々の前で何度も見せてくれた。一度、雄がトカゲらしき大きな獲物を咥えて雌に接近、求愛給餌が観られるかと期待したが、畦に隠れて観ることができなかった。この日、昼近くなって気温がぐんと上がり、撮影を諦めるほど陽炎が立ち、他のCMさんたちもいなくなったが、15時半頃になって、ようやく数カット撮影することができた。

by komachi-memo2 | 2018-06-21 19:00 | 探鳥 | Comments(0)

5月の三番瀬

5月中頃の今は探鳥にどこに行こうか、ほんとうに行きたいところばかりで迷ってしまう。先週末はシギチの夏羽を見たくて三番瀬に息子といっしょに行った。到着したのは干潮時。この日は潮干狩りがなく、人は案外少なかった。カッパのズボンに潮が染みこんでもどっしり胡座をかいて夢中で撮影。ミユビシギもハマシギもオバシギもみんな大好きなシギ。
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by komachi-memo2 | 2018-05-16 13:44 | 探鳥 | Comments(0)

ゴジュウカラ@GW

GW後半のお山ではコマドリ、オオルリの他にもたくさんの鳥に会えた。ゴジュウカラもそのなかの一種。青灰色の羽から老人に見立ててゴジュウカラと名付けられたと言われるが、それはちょっとかわいそう。なんたって垂直の幹を縦に下りてこられるのはこの鳥だけ。山に行ってそんな姿を見ないと何となく物足りない気がするのは、私だけではないはず。
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by komachi-memo2 | 2018-05-11 18:46 | 探鳥 | Comments(0)

オオルリ@GW

4月から5月にかけてオオルリを見ないことには夏鳥のシーズンが始まらないというバーダーは多いことだろう。ところが今年は4月に気温の高い日が続いたせいか、毎年GW直前に行くポイントはとっくに桜が散り、低い枝先で見ることを楽しみにしていたオオルリは高い梢で囀っていた。
 子どもの日、コマドリのポイントでの探鳥に時間を使ってしまい、次のポイントに着いたのは10時を回っていた。雲一つない天気、日差しはすでに強く、森の中の鳥たちの上に、撮影者泣かせの枝陰を濃く落としていた。同行のバーダー仲間は森の中をそれぞれが思い思いに探鳥を始めている。これでは撮影にならないと諦めかけたところで、近くにオオルリが止まってくれた。夢中でシャッターを押したなかの何枚かのカットが幸運にもオオルリらしい色を再現していた。
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by komachi-memo2 | 2018-05-09 20:00 | 探鳥 | Comments(0)

コマドリ@GW

美しい囀りは聞こえてくるのに、なかなか姿を見るチャンスのないコマドリ。ようやくコマドリ♂を撮影することができた。GWの後半、先週末、バーダー仲間と車中で夜を明かし、富士山麓のポイントをいくつか回った。朝は野鳥のコーラスを聴くために4時頃に車を抜け出したが、外はダウンを持ってくるのを忘れたことを後悔するほどの寒さ。かじかんだ手で三脚を担ぎ、コマドリのポイントへ急ぐが、日陰は薄暗く、ようやくシャッターが押せたのは5時を回ってからだった。アカハラ、アオジ、ヒガラなどを撮り、コマドリは5時半を過ぎてから現れてくれた。見ることのできたコマドリ♂は2個体。
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by komachi-memo2 | 2018-05-08 19:20 | 探鳥 | Comments(0)

アカヒゲ@奄美大島

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 奄美大島遠征2日目。フィフィフィフィ。森に力強いアカヒゲの囀りが響いていた。Eさんが突然、「そ、そこ!!」と言ってカメラを構える。私はにわかに場所がわからず、アカヒゲよりずっと奥の茂みを探していた。ええ!こんなに近いの! 場所がわかって慌てた。目の前の茂みの暗がりから突き出た人の背の高さほどの小枝に、こちらを向いて止まっている。あいにくゴーヨンには1.4倍のテレコンが付いている。ピント合わせができないほどの近さだ。後ずさりしながらマニュアルフォーカスでピントを合わせるが、ピントも露出も失敗。千載一遇のチャンスを逃す。そして奄美を去る3日目、この日も森に力強い囀りが断続的に響き渡り、2度目のチャンスが訪れた。最初に雌が訪れ、その後、雄がしばし我々の前に。今度はなんとか雄を撮影することができた。
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by komachi-memo2 | 2018-04-28 17:43 | 探鳥 | Comments(0)

オオトラツグミ@奄美大島

 
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4月上旬に行った奄美探鳥でいちばん観たかった鳥はオオトラツグミだった。2日目の夕刻、一瞬だけ上半身を見せてくれた場所に、3日目の朝、ダメモト承知で行き、待つこと1時間。森の暗がりを横切るものを見つけて、息を殺していると、オオトラツグミは目前10メートルまで接近し、ミミズを何匹も採餌し始めた。オオトラツグミの特徴である上觜の太さ、目の後部の羽の生えていない箇所、上尾筒の羽軸と羽縁が黒く錨型に見えるところなどを確認するが、なによりもその第一印象はトラツグミより大型で、頭部がトカゲのような爬虫類っぽい感じである。いつもマイフィールドでお馴染みのトラツグミよりもさらにヌエ的な雰囲気を持ち、奄美の薄暗いじめじめした森に生きる鳥らしい風貌をしていた。
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by komachi-memo2 | 2018-04-25 18:48 | 探鳥 | Comments(0)

オーストンオオアカゲラ@奄美大島

 奄美大島2日目。森に入ると、1本の立ち枯れた幹にオーストンオオアカゲラが開けたと思われる穴を見つけた。しばらく観察していると、雄がやってきて穴の近くに止まり、少し時間をおいてから穴に入った。穴から顔を出した雄のオーストンオオアカゲラは穴の外に木くずを捨てることを繰り返す。中で、巣を拡張しているのだろう。雄が巣から離れると、今度は雌が巣のようすを見に来た。その間、雄は近くの倒木の上で、見事なドラミングを披露してくれた。
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by komachi-memo2 | 2018-04-22 08:00 | 探鳥 | Comments(0)

ルリカケス@奄美大島

 4月上旬、奄美大島にbirder仲間6人で出かけた。私にとって初めての奄美大島遠征だった。2泊3日と短い。奄美の固有種を優先して、早朝から夜のアマミヤマシギやリュウキュウコノハズク探索と、寝る暇を惜しんで漁港・海岸・農耕地・森林と見て回った。ルリカケスを見たのも今回が初めて。島内を車で廻ると、深い緑の森に枯れた松の白い幹がそこら中に林立している。その1本の幹にルリカケスが止まっていた。森に入り、野鳥の訪れを静かに待っていると、騒がしい声と共にルリカケスが頭上を横切り、私の近くに止まってくれた。
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by komachi-memo2 | 2018-04-21 13:38 | 探鳥 | Comments(0)