komachi memo2

komachi203.exblog.jp

カテゴリ:探鳥( 347 )

コルリと遊ぶ

子供の日、今春3度目となる富士山麓の鳥見に、電車とバスを使って行く。今回は前回と違うポイントを歩く。昨年、バーダー仲間と一部、歩いたルートだが、今回は車でポイントを移動しないので、一つのルートを本格登山が始まる辺りまで往復しようと考えた。500ミリF4を肩に掛け、歩き出したのは9時過ぎ。とうに鳥見のゴールデンタイムは過ぎていて、おまけに木々の影が黒々と足下に斑模様をつくっている。出だしからあまり聴きたくないソウシチョウの姦しい囀りに迎えられる。時々、オオルリ、キビタキ、イカル、クロジが横切る。クロツグミ、コルリ、センダイムシクイが囀る。ルートを知らせる木に巻かれた赤いリボンを見失わないように気にしながら道から外れて、囀りを頼りに森に分け入り撮影を試みるが、木々が混んでいて難しい。昼過ぎ、日差しも強く、急な登りが始まる前に引き返すことにした。今度来るときは、少し曇った日にしようなどと考えながらゆっくり下ってくると、行く手10メートルほどのところに突然、コルリが藪から飛び出した。私に気付いているはずなのに、道教えのように前方をゆっくり歩いて行く。さすがツグミの親戚。こちらも夢心地で匍匐前進。いっしょに遊んでくれたのはいったいどのくらいの時間だったのだろう。ずっと続いてほしい束の間だった。

c0042548_17395842.jpg
c0042548_17401059.jpg
c0042548_17402114.jpg













by komachi-memo2 | 2019-05-06 13:21 | 探鳥 | Comments(0)

早春のキビタキ

富士山麓のオオルリを見た場所と同じ場所で見たキビタキ。まだ到来した直後なのだろう。この日、囀りを聴くことはなかった。芽吹いたばかりの林の中でキビタキの黄色は遠くにいてもとてもよく目立つ。
c0042548_18403248.jpg
c0042548_18401668.jpg
c0042548_18402592.jpg


by komachi-memo2 | 2019-04-26 18:42 | 探鳥 | Comments(0)

早春のオオルリ

c0042548_10564796.jpg
4月は到来したばかりの夏鳥を見に、富士山麓にここ2、3年毎年行っている。マイフィールドの林道では4月上旬からオオルリやキビタキが鳴きだしているが、首が痛くなるほどの高い梢の上で、見るのがやっと。すでに撮影できる環境ではない。
 オオルリやキビタキを撮影するとなると、3つの必要条件が揃わないと、満足な写真が撮れない。まず、オオルリ、キビタキの到来から間もないこと。間もないうちはテリトリーもまだ定まらず、長旅で衰えた体力を取り戻すために餌採りに専念し、比較的地上近くに降りてくることが多い。第2に落葉樹の新緑が繁茂する前であること。とくにオオルリは梢で囀るため葉が繁茂すると撮影できる場所はかなり限定されてしまう。第3に、撮影時の日射が高曇りの散乱光であること。オオルリ♂の青色のバリエーションは直射日光の下では撮影することが難しい。
c0042548_10565734.jpg
 撮影に行ったのは4月20日。富士山麓の撮影地はまだ桜が咲いており、芽吹いたばかりの萌葱色のなかにミツバツツジが冬の気配がまだ残る地面に美しい彩りを添えていた。空は撮影を始めたときはどんよりと曇っていたが、次第に高曇りに変わっていった。
c0042548_10570702.jpg
 オオルリ、キビタキの到来からまだ1週間未満でオオルリ♂は囀りを始めたばかり。時々地面に降りてきて餌採りをする。まだ芽生える前のこの時期は樹木の上よりも地面のほうが餌が豊富なのだろう。しばらく林の中を歩くと、オオルリ♀がじっと橫枝に止まっているのを見つける。こちらがある距離を彼らとの間に保てば、餌を求めて近くに降り立つこともある。そんなチャンスを求めて、じっと待っていると、横からカメラマンがどんどん近づいてきて、鳥との距離を詰めてしまう。鳥は当然、距離を保とうとするから少し離れる。さらにカメラマンは近づいて鳥を遠くに飛ばしてしまう。そうした経験からなにも学ばないカメラマンが多くて困る。
c0042548_10571797.jpg

by komachi-memo2 | 2019-04-25 11:02 | 探鳥 | Comments(0)

降雪の後のアカウソ

週末に関東地方に降った雪がまだ残っているだろうと思い、県下西部の林道を昨日歩いた。到着したのは9時近く。湖に沿ってくねくね曲がる林道の日の当たる部分には雪はすでに一片も残っていなかったが、日陰に入ると草木は雪化粧をまだ落としておらず、日にきらきら輝いていた。この景色のなかで鳥が撮影できるチャンスは2時間ほどだろうと思い、日陰部分に集中して鳥を探す。見上げるフサザクラの天辺に、ウソ10羽ほどを見つけたのは午前10時半頃。ウソを見上げながら枝かぶりでないポイントを探すが、どこも逆光を免れない。しばらくウソを見上げながら待っていると、近くでカケスが鳴き出した。群の中のアカウソ♂がすこし枝を下りてきたところでレリーズ。今期、最初のウソの撮影だった。
c0042548_09493441.jpg
c0042548_09494606.jpg
c0042548_09494096.jpg



by komachi-memo2 | 2019-02-11 09:54 | 探鳥 | Comments(0)

三番瀬のミヤコドリ

2月最初の休日、昨年から懸案になっていたミヤコドリを三番瀬に撮りに行く。私はすこしひょうきんな感じのこの鳥が好きである。昨年のちょうど今頃、人の少ない午後から撮影に行ったが、光線の具合が悪く撮影が難しかった。ミヤコドリの赤い虹彩を撮そうとすると、順光気味で撮りたいのだが、三番瀬は南に面しているため海岸からは常に逆光ぎみになる。午前中に横からの光線で撮影しようと、警戒心の強いミヤコドリの手前50mほどまで近づいて姿勢を低くして彼らが近づいてくれるのを辛抱強く待っていると、後ろからカメラマンが不用意に近づいてきて飛ばしてしまったりする。この日は都合3つのグループの探鳥会が開かれていたが、私はバーダーやカメラマンから一人離れて撮影することができた。
三番瀬は今や国内最大のミヤコドリの越冬地で、その数は300を超えるまでになっているが、昔から三番瀬を知っているバーダー仲間によると、かつては三番瀬でミヤコドリを見たことがなかったという。珍鳥の類いだったという。それだけ彼らの餌となる貝が採れる場所が減ってしまったということなのだろうか。三番瀬では潮干狩りのためにアサリを蒔いているが、そのことも影響しているのだろう。餌採りに夢中のミヤコドリを観察していると、虹彩の目立つ成鳥の個体のほうが、嘴もオレンジで肩羽に茶の混じる若い個体よりも2枚貝を咥える度合いは多いように見えた。
c0042548_13412449.jpg
c0042548_13413240.jpg
c0042548_13413855.jpg



by komachi-memo2 | 2019-02-08 13:24 | 探鳥 | Comments(0)

雪の野幌森林公園

1月下旬、札幌に所用があり、ついでに札幌郊外の野幌森林公園を1日歩く。積雪が多く、スノーブーツにスパッツだけでは困難かと心配したが、スキーのトレースが残り、その上はつぼ足がそれほど埋まることもなかった。野幌森林公園はとてつもなく広い。探鳥の目的はクマゲラ探しだった。記念塔口から開拓村を往復し、ふれあいコース経由で大沢口に出、エゾユズリハコース、大沢コース、桂コースを経由して再び大沢口、ふれあいコースで記念塔口と、合計5時間ほど歩くが、クマゲラの姿を見ることは今回も叶わなかった。林道で出会う鳥たちはみな混群であった。アカゲラ、ヤマゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、シロハラゴジュウカラなどがいっしょになって広い森林公園内を移動しているのだろう。こうした混群に3回遭遇できたが、テリトリーの広いクマゲラに出会える確率はもっと低い。本州では見ることのできないシロハラゴジュウカラを間近で見ることができたこと、昨年12月と2度にわたってヤマゲラに出会えたことはうれしかった。
c0042548_11082662.jpg
c0042548_11084025.jpg


by komachi-memo2 | 2019-02-07 12:54 | 探鳥 | Comments(0)

林道のルリビタキ

1月13日、赤い鳥を見たくなって息子と二人で宮ヶ瀬に行く。バーダー仲間から正月休みにウソやベニマシコを見たと聞いていたが、この日はウソの声を聞いただけで、赤い鳥を見ることができなかった。その代わり、ルリビタキ成鳥♂を6個体見る。1日に林道の1往復で6個体観察できたのは初めてだった。3年ほど前までカヤクグリを見ることのできた谷筋の苔むした倒木のあった辺りは残土で埋められ、残念に思っていたが、この日、その場所には10羽ほどのビンズイが下りて採餌をしていた。林道もすこしずつ気が付かない間に環境が変わっていることを知った日だった。
c0042548_10072961.jpg



by komachi-memo2 | 2019-02-06 12:00 | 探鳥 | Comments(0)

フォトブック「BIRD DIARY 2018」をつくる

3年前から年に一度、その年に撮影した野鳥写真をphoto bookにまとめるようになった。使用しているphoto bookはMY BOOKのART-HCというハードカバータイプ。昨年までスクエアサイズでつくっていたが、今回の2018年版は200Yという横長(210×297mm)サイズで80頁にまとめた。このphoto book、造本と印刷はまずまずの出来なのだが、ダウンロードして使用する編集ソフトがいわゆる写真アルバムづくりを想定してつくられているので、文字編集に非力で、毎回苦労する。2018年版はそれぞれの写真に少し長めのキャプションと撮影データ、巻末にフィールドノートを備忘のために掲載した。写真撮影はカメラがD5とD500、レンズは500mmF4Eと70ー200mmf2.8、TC-1.4EⅢで、最も多用したのは500mmにTC-1.4EⅢをかまして700mmF5.6相当の手持ち撮影だった。1年ごとに少しずつ撮影機材も撮影方法もスキルも撮影対象も変化していく。今のところ、紙に大きく出力する機会のない私の場合、photo bookにまとめながら1年間の撮影を振り返ることはいい機会だと思っている。
c0042548_18040972.jpg
c0042548_18042377.jpg
c0042548_18042966.jpg
c0042548_18044721.jpg


by komachi-memo2 | 2019-02-05 12:33 | 探鳥 | Comments(0)

新年最初の探鳥地は稲敷

今年最初の探鳥は1月6日にバーダー仲間4人と行った稲敷だった。昨年は割と近くで見ることのできたオオハシシギは今年は遠かった。この日、印象に残ったのは10羽ほどのオジロトウネン。その後、オオヒシクイの保護地に寄り遠くから観察。昨年、コミミズクやハイイロチュウヒを観察した場所に午後になっていく。プロミナーでようやくコミミズクを見つけるが、撮影するには遠すぎた。3時過ぎ、この日最後の探鳥となった浮島湿原でチュウヒ、ハイイロチュウヒ、コチョウゲンボウを見る。ハイチュウ、コチョウゲンは既に辺りが暗くなってからの出現。日が一番短い時期の撮影は難しかった。
c0042548_09452229.jpg
c0042548_09452965.jpg
c0042548_09453566.jpg




by komachi-memo2 | 2019-02-04 09:48 | 探鳥 | Comments(0)

大晦日の奥日光探鳥

昨年末、「一つ座席があいてます。いっしょに行きませんか」とSさんに誘われて大晦日に奥日光に行く。Sさんはバーダー仲間の大先輩、私を探鳥の世界に導いた人だ。彼は毎年、大晦日に藪漕ぎトレッキングのようなハードな遊びを企画して、私を誘う。同行したもう一人のMさんは中学時代にすでにライフリスト300を超えていた強者バーダーである。Sさんの運転する4駆バンは朝3時に私を乗せ、途中Mさんを拾い、日の短い冬の1日を効率よく、湯ノ湖、湯滝、光徳牧場、三本松、赤沼、中禅寺湖畔と回った。
湯滝から戦場ヶ原に向かう木道は雪に覆われ、何度も足を踏み抜く。一月ほど前、アオシギを見た川縁も真っ白く景色を変え、アオシギを見つけることはできなかった。森を歩いていると、少し日の射す林縁の1カ所に、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどのカラ類、コゲラ、アカゲラ、キバシリ、キクイタダキなどの森林性の鳥たちが集まっていた。
昨日積もった雪に足を捕られながら、光徳牧場から三本松にかけて、餌となる実のあるところに鳥は集中しているはずと、かなり歩き回って鳥を探すが、アトリとベニマシコをちらと見ただけで、鳥の姿も声もほとんどなかった。
午後2時を回って中禅寺湖まで下りてくると、湖畔の林のほうが鳥の影が濃い。降雪のために餌の得やすい下界に鳥も下りてきていたのかもしれなかった。湖畔で鳥を探していると、今年の干支の猪3頭が落葉に鼻をつけて採餌しているのを目撃するというハプニングが最後にあった。
c0042548_17075858.jpg
c0042548_17075038.jpg
c0042548_17095509.jpg



by komachi-memo2 | 2019-01-14 17:13 | 探鳥 | Comments(0)