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百の知恵双書第14巻ようやく入稿

c0042548_181158100.gif百の知恵双書14巻データを今日、東京印書館に渡す。DTPなので、ここまで来ると登頂し、後は無事に下山するだけという気分になる。14巻は山口昌伴著『仕舞える住まいの収納学——ゴタゴタ病根本治療の処方箋』。企画から1年足らずでここまできた。11巻の『台所の一万年』がいつ出るとも知れずというほど時間がかかったので、昌伴さん、名誉挽回と奮起して、A4版のコピー反故紙の裏にのたうち回るミミズ文字の原稿の束を機関銃のように早春から送りつけてきた。それを解読、テキストデータをつくっていたのは、宮本常一『日本人の住まい』の仕事が最終段階に入っていた頃。昌伴さんの原稿はとにかくテキストデータにしてみないと文字量がわからないから困る。2人にしてはかなり早い完成で、11月初旬に発刊。今回は写真家・北田英治若かりし頃の昌伴さんとの珍道中の写真が役に立った。光陰矢のごとし。ひさかたぶりに松本徹さんに表紙、本文挿絵を設計の仕事の合間に書いてもらった。これでようやく、来週から小泉和子さんと松井郁夫さんの仕事にかかれる。

●百の知恵双書 vol.014
山口昌伴著『仕舞える住まいの収納学——ゴタゴタ病根本治療の処方箋』
農文協刊
モノ溢れ、片づけても片づけても片づかない今どきの住まい。
これは現代日本特有の生活風景である。
日本の住まいも昔は片づいていた。
今どきの生活景観の乱れはライフスタイル不成立の露呈であり、
生活設計の立て直しをゴタゴタ景観が要請しているのだ。
仕舞える住まい——その住まい方と仕舞い方を求めてゴタゴタ現象を分析していくとき、そこに近代消費社会のあり方からモノの生物にも似た振舞いまで、
実に多面的な事象のからみあいの構造をとらえることができる。
レントゲン技師のようにモノ溢れの生活場面を透視して、
その原因の相関を解剖したゴタゴタ病根本治療の処方箋。
by komachi-memo2 | 2007-09-21 18:16 | 百の知恵双書 | Comments(0)