2017年 10月 14日
モビングされるオオタカ幼鳥
10月だというのに、カモウォッチングをしている池は日光を眩しく反射し、気温はジリジリと上昇し続けている。メジロガモが羽ばたく一瞬のチャンスを逃すまいと、目力を入れて覗き続けるファインダーの像がぼやけてきた。ひと息入れてペットボトルに手を伸ばすと、頭上でカラスが騒ぎ出した。
ワシタカの到来は騒がしいカラスで気付くことが多い。この時もそうだった。2羽のハシボソガラスが胸の縦斑がきれいなオオタカの幼鳥をモビングしている。1羽が執拗に後を追いかけ、もう一羽は次の攻撃を仕掛けるタイミングを上空で伺うという頭脳的連携プレー。時にはカラスを襲って食べてしまうオオタカだが、モビングされているときのオオタカの反撃は本気モードではない。うるせえなあーと、ゆっくり我々の視界から消えていった。
by komachi-memo2
| 2017-10-14 18:00
| 探鳥
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