2016年 01月 04日
ヨシ原のオオジュリン
渡良瀬遊水池のヨシ原浄化施設の中を歩く。ヨシ原の中に幅4メートルほど切り開かれた道がどこまでも続き、道の両側は背の高いヨシが壁のように視界をふさいでいる。風にそよぐヨシのサラサラという音に耳を澄ます。ヨシ原の中にはホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、シジュウカラなどがわんさといるのだが、こちらの歩きに合わせて、道ばたに姿を現していた鳥たちは次々にヨシの茂みに姿を隠してしまう。道幅が狭いため引きがとれず、彼らの警戒を解いて、待つことができない。
渡良瀬ではオオジュリンを見たかった。私が住む湘南地方では彼らが好む環境がほとんど残っていない。これまでオオジュリンを撮影したことがなかった。北エントランスからウォッチングタワーに続く車道沿いを歩いていたとき、道路の反対側のヨシの中に、オオジュリンを見つけた。耳羽の辺りに黒斑がある♂だ。ヨシの表皮は彼にかじられて所々白くなっている。ヨシの中に潜むビワコカタカイガラムシモドキを食べているのだろう。冬のヨシ原にいちばん似合う小鳥である。
渡良瀬ではオオジュリンを見たかった。私が住む湘南地方では彼らが好む環境がほとんど残っていない。これまでオオジュリンを撮影したことがなかった。北エントランスからウォッチングタワーに続く車道沿いを歩いていたとき、道路の反対側のヨシの中に、オオジュリンを見つけた。耳羽の辺りに黒斑がある♂だ。ヨシの表皮は彼にかじられて所々白くなっている。ヨシの中に潜むビワコカタカイガラムシモドキを食べているのだろう。冬のヨシ原にいちばん似合う小鳥である。
by komachi-memo2
| 2016-01-04 19:15
| 探鳥
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