2014年 06月 09日
昨日(6月8日)は日本野鳥の会神奈川支部の梨ヶ原探鳥会にリーダーの一人として参加した。神奈川県ではほとんどない草原の環境に生息する鳥を見るこのツアーは、人気が高く、抽選に受かった総勢40人を超えるメンバーの大型バスによるツアーとなった。広大な梨ヶ原は今は自衛隊の富士演習場になっているが、休日は届出をすれば山菜採りやバーダーに解放されている。前日の雨は止み、西の空に青空が覗いていたが、東の空は墨を流したような怪しい雲行き。9時半頃、演習場ゲートを通過、午前中に予想された種のほとんどは出現し、残すは、今ツアーの目玉の一つオオジシギだけとなった。昼食を道の駅で済ませて、午後は近くの唐松とミズナラの森によってキビタキを堪能し、演習場敷地内に戻り、広い演習林の西端からゆっくり東端までバスで移動した。しかし周囲の景色は東端に付く頃には、濃霧のカーテンにすっぽり隠れ、バードウォッチングどころではなくなってしまった。今日のツアーもここまでかとゲート近くに戻ると、霧は晴れて、なんと枯枝の上でオオジシギが待っていてくれ、その後にディスプレーフライトも披露してくれた。ツアー参加者にとって忘れられない感激となった。
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by komachi-memo2
| 2014-06-09 22:12
| 探鳥
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