komachi memo2

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三浦半島のキョウジョシギ

週の初めに見たキョウジョシギ。海に沈む夕日を見ようと、堤防に上がると、岩場に5、6羽がいました。波を避けながら甲殻類を探していたのでしょう。
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# by komachi-memo2 | 2017-01-12 14:31 | 探鳥 | Comments(0)

新年最初の探鳥はクビワキンクロとコミミズク

 年末・年始を体調不良で鬱々と過ごした私に、birder仲間からお誘いの電話が入ったのは体が回復した4日。「クビワキンクロ♀を午前中に探して、その後チフチャフのリベンジ、締めはコミミズク。どうです、行きませんか?」「行きます!」二つ返事で了解し、6日早朝、辻堂駅で私をピックアップしてくれたワゴン車に乗り込む。今回車を出してくれたご夫婦は、老犬を連れて北海道でも九州でも2週間の車内泊の鳥見旅行を毎年敢行している強者である。
 9時半頃、クビワキンクロがいるという沼に着く。思ったよりずっと小さい沼だ。地元のカメラマン数人が沼にレンズを向けているが、ミサゴを待っている様子で、クビワキンクロには関心がないらしい。という私も、誘いを受けたとき、「あれ? クビワキンクロってどんなカモだったかな」と、にわか勉強をした次第。頭の形に特徴があり、白いアイリングと目尻に白斑がある。ベテランbirderの中には上野不忍池に20年ほど前に出現したこの珍鳥を記憶されている方もおられるが、私はもちろんまだ見たことがない。しばらくして「あ、いた、いた」とSさんが(またしても先に)見つける。いつも先を越されて悔しい私は自力で探す。夜行性のカモはだいたい昼間は頭を曲げて寝ていることが多い。頭部以外、キンクロハジロ♀とほとんど見分けが付かないクビワキンクロではあったが、それでも白いアイリングを見つけることができた。1時間ほどの滞在の間、顔を上げてくれたのは2度ほど。その後、アメリカヒドリを見つけるというおまけを付けて、最初の目的地を離れた。
 渡良瀬遊水池に着いたのは正午を過ぎた頃。幸いにして風がない。谷中湖ではカワアイサ、ミコアイサ、ハジロカイツブリが青く空を映した湖面に浮いて美しい。昨年暮に訪れたときは風が強く、見た小鳥の種数は少なかった。灌木に沿って小鳥を探してゆっくり歩くと、ベニマシコやシメがいる。ところが、チフチャフは出てこない。どうやら午前中に現れたようだった。チフチャフを諦めきれないSさんをピックアップしてコミミズクのポイントに到着したのは午後3時半を過ぎた頃。到着してすぐに、堤の斜面をなめるように低空で近づいてくるコミミズクを見つけ、シャッターを切る。この日、現れたコミミズクは2羽で、そのうちの1羽が何度も杭に止まり、また滑空を繰り返し、日が暮れるまで我々と遊んでくれた。日があるうちに出現してくれたので、撮影はしやすかった。
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# by komachi-memo2 | 2017-01-08 12:27 | 探鳥 | Comments(0)

化女沼・蕪栗沼のベニマシコ

伊豆沼遠征の二日目は朝から雪。化女沼で今期初のベニマシコにお目にかかれた。最初に現れたのはメス。そしてほぼ同じ場所にオスが次に現れた。静かに降る雪のなかで出会えるとはラッキー! 蕪栗沼に探索場所を移す頃には雪は止んでいた。疎林のなかでカサコソ音がする。ベニマシコがセイタカアワダチソウの実を近くで食べている。手前の草枝が邪魔してくれたお陰で、わりと近くで見ることができた。
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# by komachi-memo2 | 2016-12-16 16:48 | 探鳥 | Comments(0)

ガンの塒入り@蕪栗沼

夕刻、ガンたちの塒入りを見ようと蕪栗沼を見下ろす堤に立つと、風が体温をどんどん奪っていく。夕日が沈む辺りの雲は動かずにいる。今日は期待していた夕日は望めない。東には見渡す限り冬枯れた田んぼが続き、そのかなたに青く山の端が横たわり、空が薄紅に染まっている。双眼鏡をのぞくと、その空からわき出すかのように幾筋ものガンの群がズンズンとこちらに向かってくる。月は東の空高く、明るさを増し、私は通り過ぎていくガンの群を何度もレリーズする。夕日を雲で隠した蕪栗沼は黒々と、その上を数万羽のガンたちが鳴き交わしながら渦を巻くように飛び交う。まるで沼全体が沸騰しているかのようだ。
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# by komachi-memo2 | 2016-12-15 15:57 | 探鳥 | Comments(0)

マガンの群のなかにカリガネを探す

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行きたいと思っていると自然と仲間は集まるもののようで、いつものBirder仲間5人で伊豆沼周辺を1泊2日で遠征した。8年ぶりである。新幹線でくりこま高原まで行き、駅前でレンタカーを借りる。初日にマガンの他にシジュウカラガン、カリガネ、ハクガン、ヒシクイの基本5種を見ておけば、2日目はゆっくりできると、同行の誰かさんが言ったが、そうは問屋が卸さなかった。初日に探せたのはシジュウカラガンだけだった。
 2日目は朝、5時にホテルのロビーに全員集合したが、伊豆沼で今季最初の雪が車のライトに照らされて見える。これではマガンの朝発ちも拝めないと各自部屋に戻り、2度寝。7時過ぎ、完全防寒着の下にホカロンを何カ所も貼った5人は車に乗り込んだ。化女沼周辺をシジュウカラガンの群を探して回るが、見つからず。その後、蕪栗沼周辺の田んぼをカリガネを探して回る。
 マガンの群は非常に神経質で、車で200mも近づけば、群の何羽かは首を伸ばして警戒しだす。さらに近づけば群全体が首を上げ、風上に体を向け、離陸準備体勢に入ってしまう。そうなると車から出ることもできない。その手前で車を止め、三脚を伸ばし、カリガネがいないかプロミナーで1羽1羽チェックしていくのだが、群の多くは採餌中か頭を丸めて休んでいて、判別がしにくい。幸運なことに蕪栗沼で顔見知りのbirderに偶然会い、2時間前にカリガネを見たというポイントを教えてもらうことができた。しかし、その範囲が広すぎて見つけることができない。これだけ多くのマガンの群を探しても見つけられないのは、自分にカリガネの識別能力がないのかもと少々疑心暗鬼になり気持ちが折れかけたとき、Eさんから「あ!いた!」の声が発せられた。頭頂近くまで至る白、アイリング、嘴の形、カリガネに間違いない。マガンの中にも個体差があり、アイリングのある個体もいる。嘴の色の違いや体の大きさは図鑑で解説されているほどには実際は区別がつかない。いくつもの識別ポイントが揃って全体としてカリガネとわかる。1羽見つかると、次々に「あそこにも」「あそこにも」と見つかった。蕪栗沼での塒入りを見に戻る時間の直前になって、ようやく1群のマガンの中にカリガネ数羽を見つけることができた。他のマガンの群のなかには1羽も見つけることができなかった。いったい何羽のマガンを見たことになるのだろう。プロミナーを見ることで夢中になり、とうとうカリガネの写真を一枚も撮らなかった。嗚呼、なんたることだ!
# by komachi-memo2 | 2016-12-13 18:39 | 探鳥 | Comments(2)

初冬の奥日光の野鳥たち

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4ヶ月ぶりに奥日光の野鳥を探して歩いた。5時前に迎えに来てくれた友人の車で葉山を発ち、赤沼に着いたのは9時少し前。空は抜けるような青空。駐車場前のズミの実に来る鳥を期待していたが、今年は不作でそこに鳥の姿はない。ベニマシコの声、遠くの梢を登っていくアオゲラ。双眼鏡で見るアオゲラは陽炎でゆらゆら揺れている。うむ、スタートから撮影は厳しい状況だ。
 コガラ、ヒガラ、マヒワなどを観察して湯川に沿って戦場ヶ原の木道に入る。湿原の彼方には白く雪の筋を何本も付けた男体山や太郎山がそびえ、遮るものがない。一月前ならノビタキが方々の枝先に止まっていただろう湿原は、今はシンと静まりかえり鳥の気配はない。湿原の上を20羽ほどのアトリの群が飛んでいく。
 しばらく歩いたとき、先頭を歩いていたSさんが驚いたように指を森の方向に指している。「大きい丸いコケの付いた白樺の左の木の横の枝!」「え!?」そんな木はたくさんあって瞬時にどこかわからない。「あ、わかった! こっちを向いている!」フクロウだ。30メートルほどの距離。Sさんは目の前を白ぽい猛禽が飛んだので気付いたそうだ。飛んだ瞬間に出会わなければSさんでも見逃したかもしれない。Sさんに感謝。フクロウはさらに我々から距離の離れた小枝の混んだ場所に移り、撮影が難しくなった。
 
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湿原から森林帯に入ると、とたんに樹間を飛ぶ小鳥が増えた。コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、キクイタダキ、キバシリ。なかでもキバシリは何度も見るチャンスがあった。しかし、ピーカンで黒い陰ができる冬の落葉樹の森で、首が痛くなるような角度ですばしっこい小鳥の写真を撮るのはなかなか難しい。小田代橋から湯滝に向かう途中、樹間を低く移動するオオアカゲラを見る。雄だった。アオシギがいそうな水際を探して歩くが、見つけることができなかった。

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 湯滝まで行き、そこでお弁当を食べて、赤沼まで戻ると、午後2時を過ぎていた。残り時間で光徳牧場、湯ノ湖、中禅寺湖に寄る。光徳牧場で観たゴジュウカラは人間などお構いなしに地面に下りて盛んに種子を採取していた。雪が降る前に採取した種を樹皮の下に貯蔵するのだろう。日が傾き、光が柔らかくなって撮影のゴールデンタイムだった。夕刻、最後に寄った中禅寺湖の湖畔のクマシデにはアトリの群が実を食べに来ていた。急に冷気が下りてきて、ダウンを着込んで撮影するもいかんせんもう暗すぎた。
# by komachi-memo2 | 2016-11-15 12:59 | 探鳥 | Comments(0)

初冬の淡水系シギチと猛禽類


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冬鳥が今一歩のこの時期、週末になるとぎりぎりまでどこに行こうか迷うが、6日はバーダー仲間4人で他県に淡水系のシギチを見に行った。期待していたヒバリシギ、エリマキシギ、タシギには出会えなかったが、ツルシギやオジロトウネンなどのシギチ、タゲリの群、コチョウゲンボウ、ホシムクドリ等々、6時間の探鳥で50種以上の野鳥に出会えた。最初に迎えてくれたのはコアオアシシギ、ハマシギ、セイタカシギ。青い空を映した池に彼らの波紋が広がって美しい。他にいないかなあと探すと、いました。アオサギの影にツルシギ。セイタカシギと並んで一幅の屏風絵のようだ。

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寝ているツルシギが時々、首をかしげるようにして空を警戒する。最初に飛んできたのはチョウゲンボウ、次にハヤブサ。
ハヤブサが去ると、あれ、みんなどこかに行ってしまった。

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車で移動しながら探索していると、近くでミューと声がする。あ、タゲリ! 雨水の溜まった田んぼにたくさん降りて採餌の最中。光線の具合が悪いので車をソロソロと動かし、エンジンを切る。車から降りないと結構近くまで寄ってくれた。あれ!向こうの畦のところで土を掘り返しているのはホシムクドリじゃないの? 仲間の一人が見つける。私のライフリストが一つ増えた。何かに驚き、タゲリが一斉に飛び立った。飛び立ったタゲリを数えてみると46羽。この日は他の場所でも飛んでいるタゲリを何度も観ることができた。

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 シギチを探して他の蓮田に移動中、枝に止まる白っぽい猛禽が目に飛び込んできた。腹部をこちらに向けている。チョウゲンボウ? 否、コチョウゲンボウの♀か幼鳥のようだ。何枚かレリーズしていると、シャッターが切れなくなった。SDカードが満杯。こんな時になんてことだ! 

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水深の浅い蓮田には小型のシギチが集まっていた。ここでは泥足のオジロトウネンも黄色い足をしっかり観察できた。午後2時半を回って、枯れた蓮枝のブッシュの中に休んでいるオグロシギはもう肉眼ではシルエットでしか見えない。さあ、そろそろ帰ろうか。

◎今回、観ることのできた鳥
モズ、スズメ、ヒバリ、アオサギ、ハシビロガモ、タヒバリ、ヒヨドリ、トビ、ジョウビタキ、コアオアシシギ、ハマシギ、イソシギ、セイタカシギ、ツルシギ、アオジ、チョウゲンボウ、ミサゴ、ムクドリ、ハヤブサ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、セグロカモメ、チュウヒ、タゲリ、ホシムクドリ、コチョウゲンボウ、カイツブリ、ノスリ、ホオジロ、セッカ、オグロシギ、アオアシシギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カルガモ、オジロトウネン、カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、オオバン、キジバト、コチドリ、カワラヒワ、カワセミ、キンクロハジロ、タカブシギ、ツグミ、ダイサギ、コサギ、バン、ユリカモメ、マガモ、ホシハジロ、コガモ、カワウ、ショウドウツバメ、トウネン、(コブハクチョウ、ドバト) 56種(+2種)
# by komachi-memo2 | 2016-11-08 12:26 | 探鳥 | Comments(0)

アオゲラを手持ちで撮る

森を歩いていると、キョキョとアオゲラが鳴いた。声のするほうを探すと、いた、いた!20メートルほど先のダケカンバの幹を昇る姿が見え隠れしているが、目の前の樹木が邪魔している。しゃがみ込んでダケカンバの幹が見える空間を見つけてレリーズ。三脚を使っていたら間に合わなかった一瞬。手持ち撮影の優位性が働いた1枚。
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# by komachi-memo2 | 2016-11-02 11:58 | 探鳥 | Comments(0)

晩秋のツツドリ

里山をそっくり保存した公園をぶらり散策した。湿地にはたくさんのハンノキが生えている。見上げると、その一本の梢に動くものがいる。ツツドリだ。ファインダーを覗くと、ハンノキの葉は食痕だらけで、丸ごと食べられている葉もある。さらによく見ると、葉の縁には小さな緑色の青虫がびっしり付いている。ハンノキハバチの幼虫と思われる青虫の大量発生。ツツドリの食欲は止まらない。羽根をばたつかせバランスをとって、青虫ゲット! 越冬地に向かう前の大食い。春に鼓をたたくような声を聞いてもなかなか観ることの難しいツツドリだが、晩秋の今の時期は公園でじっくりと観察することができる。

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・AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR,TC-14EⅢ、D500によるHandheld
# by komachi-memo2 | 2016-10-31 10:10 | 探鳥 | Comments(0)

戸隠のニホンザル

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午後、鳥の気配が消えた薄曇りの森の中を歩いていると、「あ! サル」と仲間の誰かがつぶやいた。見渡すと周囲に1頭、2頭、4頭と、右も左も行く手にもニホンザルがいる。みんな木々の3〜4mほどの高さの枝の上に上手に腰を落ちつかせている。食後のお休み時間なのだろうか。仲間の毛繕いをしているもの、空を見上げてボーとしているもの、人間と目があっても我関せず、くつろいでいる。
クマザサの上を風が通り、木漏れ日がキラキラと散乱し、黄金色の葉がサラサラと音を立てて乱舞する。言葉のないひととき。一時ではあっても、彼らとこの地球で同じ時間を生きていると感じられる至福。ああ、いいなあ。
# by komachi-memo2 | 2016-10-27 19:55 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)