komachi memo2

komachi203.exblog.jp

盛夏のミユビシギ

「海岸に寄ってみようか」。先週末、ミユビシギが既に訪れていると知らされて、夕方の海岸にバーダー仲間と行った。昼間、田んぼの中の休耕田を回り、タマシギやクサシギを見ての帰りだった。タマシギ♂は営巣中で顔をわずかに覗かせてくれた。クサシギは炎天下の逆光という条件下、大気の揺らぎがひどく、ピンぼけ写真を量産した。海岸に到着したのは5時過ぎ、まだ海水浴客がごった返していた。台風の接近で高い波が押し寄せていた。しばらく歩くと、双眼鏡でかなり遠くを飛ぶ20羽ほどのシギチの群を見つけた。波打ち際を列をなして走るミユビシギに久しぶりに会えた。頭部や胸の赤褐色が薄まり、夏羽から冬羽に変わりつつあった。
c0042548_1143419.jpg

c0042548_11423270.jpg
c0042548_1142537.jpg
c0042548_11431864.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-08-09 11:50 | 探鳥 | Comments(0)

イベント「みやしろのトコロジストになろうⅢ」のご案内

ちょっと気が早いけれど10月のご案内。
今年も埼玉県宮代町で甲馬サロン実行委員会主催による自然観察会が開催されます。
甲馬サロンは宮代町の初代町長斉藤甲馬さんの本を地元の手島亙さんや象設計集団の富田玲子さんたちと創ったことが縁で始まった催し。
自然観察の会も今年で3回目。宮代町に生き物好きの輪が少しずつ広がっています。私も実行委員の一人として参加します。
誰でも参加できます。締めの手打ちそばが絶品です。ぜひ。

c0042548_11104448.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-08-04 11:23 | EVENT | Comments(0)

「クリマデザイン」出版記念シンポジウム開催

編集企画に協力させていただいたクリマデザイン研究会編著『クリマデザイン』の発刊を記念して、執筆者をまじえて21世紀の環境制御のあり方を探るシンポジウムが開催されます。どなたでも参加できます。興味のある方はぜひ参加申し込みを。

●日時 9月12日 16:00〜18:30
●会場 建築会館ホール
●参加費 一般1000円、学生500円
●参加には事前申し込みが必要です。
件名に「シンポジウム申し込み」と書き、氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレスを記載の上、下記HPかmail、faxにてお申し込みください。
http://www.clima-d.com
info@clima-d.com
fax 045-663-7458(クリマデザイン研究会事務局)
c0042548_11545421.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-08-02 12:04 | EVENT | Comments(0)

ようやく発刊「《そよ風》が好き。」

c0042548_12104023.jpg
環境創機の書籍「《そよ風》が好き。」がようやく完成した。今日から書店やアマゾンから購入できる。
環境創機の友社長から相談を受けたのは3年前の秋口。読者は誰なのか。何を伝えたいのか。どのように伝えたいのか。そもそも環境創機ってどんな特徴のある会社なのか。知っているつもりのことも改めて考え直す。すぐには動き出さない。動き出せない。企画の発酵が始まるのを待って一気に構成とイメージが固まる。いつもこんな感じ。
プロジェクトはいつもの信頼のメンバー。写真は北田英治、デザインは春井裕、ライターは長町美和子と平山友子。今回は多くの住まい手と作り手の皆さんのお世話になった。
皆さん、長らくお待たせしましたあ。

●「《そよ風》が好き。」 新建新聞社発売、定価1500円+税、B5変型判160頁
# by komachi-memo2 | 2016-08-01 12:20 | ヒルトップの日々 | Comments(0)

小さなヨシ原のヨシゴイ

田園地帯の中に残された小さなヨシ原。ヨシゴイが少しだけ顔を出してくれました。
c0042548_1034324.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-07-26 10:36 | 探鳥 | Comments(0)

アオバズクの親子

辺りが暗くなった6時半過ぎ、アオバズクの夜の行動を観察しようと、バーダー仲間と住宅街の小さな神社に行った。日中は大勢のカメラマンが押しかけていたであろうタブの大木の周りに人影はもうない。暗がりの枝を丹念に見ていくと、今年生まれたヒナは3羽。境内を掃除していた女性の話では毎年5月中旬に親鳥が訪れ、営巣し、8月中旬には去って行くという。巣立ちヒナが親に甘えられるのももうあと少し。親鳥が枝から飛び立ち、すぐに蝉を捕まえて戻ってくる。脚で捕まえた餌をいったん口に運び、タブの枝に止まるヒナに与える。7時半を過ぎて、アオバズクの姿がシルエットでしか見えなくなった頃、タブの大木を離れたヒナは神社近くの民家の地デジアンテナに親鳥と止まっていた。親鳥が飛んで、またアンテナに戻り、餌を与えている。地デジアンテナの上に団子状態で4羽のアオバズクの影。1羽が神社の方角に飛ぶと3羽が後を追う。「今夜の練習はここまでよ」と親鳥が言っているようだった。上が成鳥、下がヒナ。300mmf2.8+TC17EⅡ+D500。ISO3200、SS1/50で撮影。樹の下は肉眼ではほとんど色がわからない暗さ。D500は優秀です。
c0042548_10584449.jpg
c0042548_10593356.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-07-25 11:26 | 探鳥 | Comments(0)

戦場ヶ原のビンズイ、ノビタキ

先ほどからビンズイが囀っている。戦場ヶ原の遠くの枯れ枝に小鳥が止まっている。たぶんあれだろうと、8倍の双眼鏡で覗いてみるが、黒いシルエットでよくわからない。傍らでデジスコで撮影している若い人に確かめると、ビンズイだと言う。「デジスコなら撮れるんじゃないの」「いやー、この距離じゃ解像しませんよ」私もダメ元でレリーズして驚いた。ビンズイってわかるじゃない。D500、恐るべし。
c0042548_18463016.jpg
c0042548_1847479.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-07-08 18:54 | 探鳥 | Comments(0)

戦場ヶ原のノビタキ2

戦場ヶ原が一望できる開けた所に戻る。帰りのバスの時間までまだ十分余裕があるが、お天道様は頭の上で上機嫌。気長に日が陰るのを待つことにする。風が出てきて、戦場ヶ原を揺らし、汗ばんだ体を愛撫してくれる。木道を小学生の大集団がゾロゾロと通る。「おじさん、何見てんのー」。脚の生えた大きなレンズを持ち、しゃがんで動かず、双眼鏡で遠くを見ている変なおじさんに少年たちは興味津々。しばらくして太陽が雲の中に隠れ、木道に人気が消えたわずかの時間、1羽のノビタキ雌が遊んでくれた。今回、持っていった撮影道具はD500、300mmf2.8、TC-17EⅡと一脚。D500は初撮り。ほとんどシングルポイントAFでの撮影。込み入った箇所ではAFは迷うもののピンを捉えた時のAF精度と鮮鋭感は常用のD4より高いかもしれない。私の300mmf2.8はVRの付いていない古い機種だが、TC-17EⅡとの相性はいい。移動距離のある探鳥地ではこの組み合わせが多くなりそうだ。
c0042548_9263876.jpg
c0042548_927630.jpg
c0042548_9273380.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-07-07 09:41 | 探鳥 | Comments(0)

小田代ヶ原のホオアカ

小田代ヶ原を時計回りに1周した。鳥は少なく、コサメビタキ、ホオジロを見る程度。今が見頃のノハナショウブが湿原を紫に染めて見事であった。ほかにニッコウアザミ、イブキトラノオ、ホザキシモツケソウ、ワレモコウなど。展望台で一息入れ、湿原に目を落とすと、近くに虫をくわえたホオアカが枝に止まってじっと動かずにいる。何組かの観光客の一団が小田代ヶ原を背景に記念写真を立ち替わり撮るので、巣に戻れないのであった。菓子パンをウーロン茶で喉に流し込み、早々にその場を立ち去る。
c0042548_9135728.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-07-06 09:16 | 探鳥 | Comments(2)

戦場ヶ原のカッコウ

戦場ヶ原の木道を歩いていると、カッコウの声が遠くからいつも聞こえてくる。青木橋を越えた辺りのコメツガやシラビソの森で、近くでカッコウが鳴いた。見上げると1本の梢の先端に、尾羽をぐるりぐるりと回しながら止まっている。せわしなく近くの枝に飛び移ったかと思うと、突然、飛び上がった。その後を猛然と小さな鳥が追いかける。ノビタキである。爬虫類から進化した鳥類の仲間には体温を一定に保てない種類がいる。カッコウの仲間のトケン類たちである。自分で卵を一定の温度で温めて孵すことのできない彼らは託卵という種の保存を生み出した。春にカッコウと盛んに雄が鳴くのは自分のテリトリーを誇示し、雌を呼び込むためだが、テリトリーの決まったこの時期に目立つ木の天辺で鳴くのには別の意味がある。カッコウは一つのテリトリーに雌1羽に数羽の雄が性的なチームをつくるといわれている。雄が目立つ木の上で鳴くと、託卵されてたまるかと託卵相手のモズやノビタキの雄が追いかける。カッコウの雄の誘導作戦。雄の帰りが遅いと営巣中の雌も巣を離れる機会が出てくる。じっとようすを伺っていたカッコウの雌はその隙に数秒で卵を産み落とすらしい。待ったなしのだましのテクニック。梢の雄のカッコウに落ち着きがなかったも当然かもね。
c0042548_9141528.jpg
c0042548_9143366.jpg

# by komachi-memo2 | 2016-07-05 09:29 | 探鳥 | Comments(0)