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針金状の物体

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  朝、自宅近くのアスファルトの上で、黒く錆びた25センチほどの針金状の物体を見つけた。30メートルほどの間に5つも点々とあった。立ち止まって写真を撮っていると、登校途中の3人組の小学生が覗き込み、このおじさん、何撮ってるのだろうと不思議そうな顔をして、あやしいと思ったのか、ピューと駆けて行ってしまった。これからこの物体の面白さを教えてあげようと思ったのに。
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 この物体は生き物のなれの果てである。生きているときはその名もずばり「ハリガネムシ」と呼ばれる。この虫は面白い生活史を生きる。水中に産卵し、孵化した幼虫は水生昆虫に水とともに飲み込まれて、水生昆虫に寄生する。その水生昆虫が陸上のカマキリやバッタに補食されると、ハリガネムシはさらにそのおなかの中で大きくなり、夏から秋になると、どうやってかわからないが、カマキリやバッタを水のあるところに誘導し、腹を破って水中にはい出す。水中にはい出した雌雄が交尾し、産卵するというサイクルを繰り返す。今夏に森戸川の源流で、水のなかから這い出てきたハラビロカマキリを見たし、9月頃には車でぺしゃんこになったハラビロカマキリといっしょにお陀仏になっているのをよく見かけることがあった。
 では2キロ近い仕事場までの道筋で、なぜ30メートルほどの間だけ5つもハリガネムシを見つけたのだろうか。ハリガネムシを見つけたのは道路の片側だけで、その側の30メートルほどには住宅地のなかに舗装されていないススキなどが生えた空き地が道路面より少し上にあって、駐車スペースになっている。おそらくこの空き地にいたカマキリやバッタのお腹の中から無事に彼らは水たまりに脱出することに成功したのだろう。ところが、大雨で水たまりがあふれ、あふれた水とともに道路側に流され、そこで日干しになったと思われる。
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by komachi-memo2 | 2012-10-31 00:40 | 探虫 | Comments(3)

鳥合わせ用紙のこと

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 探鳥から帰るとフィールドノートに記したその日確認した鳥の種数を「鳥合わせ用紙」と読んでいるカードに、必ず書き写すことにしている。先日、用紙がなくなったので、新しいB6のカードバインダーを新調した。
 最初の鳥合わせ用紙は、2004年4月25日の日付があるから9年続いている。飽きっぽい私にしては上出来だ。鳥を見るようになったきっかけは幼いときから息子が鳥が好きだったからで、いっしょに日本野鳥の会神奈川支部に入会したのが始まりだった。息子が小学校2年の時だ。今年、彼は高校2年だが、年頃になれば誰でも疎ましいだろう親父といっしょに行動してくれているのも鳥のおかげである。
 日本野鳥の会神奈川支部では毎週どこかで探鳥会を開催しているが、探鳥会の最後にその日見た鳥をみんなで確認する「鳥合わせ」というものをやる。また、参加者に見た鳥について感想文を書いてもらう探鳥会もある。こうしたことが鳥見を初めて間もない頃にはとても新鮮だった。2004年から始めた鳥合わせ用紙は、そうした探鳥会で配られるカードを参考にしていた。カードはシステム手帳の大きさで、表面は114種の鳥名、裏面はその日見た印象に残った1種について、種名、観察地、環境、性令数、繁殖、それ以外の行動、観察内容を記録している。
 その頃、故浜口哲一先生の『バードウォッチング入門』を読んだことも鳥合わせ記録を始めたことに影響していた。この本は今もバーダーの入門書として最適な本であることに変わりがないが、この本のなかで、先生は自分のフィールドを持つことの重要性、野帳をつけることの意味、記録カードの生かし方について、とてもわかりやすく解説している。鳥合わせ用紙はもちろん鳥見に行った先々の記録になるが、いちばん価値を発揮するのは、ひとつのフィールドを年間を通して観察するときだ。同じ時期に昨年は何を観察したか、たとえばオオルリやクロジの初認はいつか、記録が溜まるにつれて、さらに記録していくことの価値が増してくる。私の場合は自宅から近い場所に二子山、および峯山というエリアがあることが幸いした。

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 2007年2月から鳥合わせ用紙はB6横のカードバインダーに変わり、種数も増やして神奈川で記録された鳥の中から161種を選んだ。裏面にはその日観察した昆虫や植物も同様に書き込むようになった。こういう記録を5年続けてくると、自分のフィールドの生き物暦がだんだん充実してくる。
 先日、鳥合わせ用紙を新調したが、悩ましいのは今年9月に「日本鳥類目録改訂7版」が発刊され、DNAによる分類の大幅な見直しが行われ、目や科が大きく変わり、分類順も分子系統に基づくものに変わったことだ。使い慣れた図鑑は旧分類だし、とりあえず新調した鳥合わせ用紙は旧分類のまま、しばらく様子を見ることにする。
by komachi-memo2 | 2012-10-29 23:22 | 探鳥 | Comments(0)

椎の実を食べる

昨日、友人のTさんが仕事場に銀杏と椎の実を届けてくれた。椎にもいろいろあるけれど、これはスダジイ。フライパンで2分ほど炒ると、縦に割れてくる。まだ熱いうちに食べると美味しい。少し塩をふると甘みが増す。

スダジイ
by komachi-memo2 | 2012-10-28 21:18 | 茅木山の日常 | Comments(0)

無聊の休日

朝からどんよりと曇っている。縁側に出ると、もうポツポツ降り出してきた。カメラを持って、林道を歩きたいのだが、これではいかにも暗い。庭のフジバカマがまだ咲いている。撮って気を紛らわす。こんな日は花の白さが目立つ。背景をつぶして、花だけを目立たせてみた。(E-5、ED50mmf2.0 macro)

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by komachi-memo2 | 2012-10-28 12:13 | 茅木山の日常 | Comments(0)