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シオヤアブの産卵

シオヤアブの産卵

2日前、雨のやんだ昼過ぎに、葉裏に産卵するシオヤアブを初めて見ました。白いムース状のものはカマキリなどと同じく、卵鞘と呼ばれる卵を保護するためのものです。ムシヒキアブの仲間のなかで最大級のシオヤアブは、昆虫界最強のハンター。巨大なあごをもつハンミョウも、さらに人間も恐れるスズメバチも一撃でしとめます。頑丈なあごも毒針ももたないシオヤアブですが、獲物の胸部神経組織の急所にするどい口吻をつきたて、動きを封じて、体液を吸い取ります。シオヤアブの交尾シーンは珍しくないのですが、産卵シーンはこれまで見るチャンスはありませんでした。細長い白いウジが卵鞘からボトボトと地面に落ちる孵化シーンも見たいのですが、こちらの休日に都合良く合わせてはくれないだろうな。

ミンミンゼミ羽化失敗03

仕事を終えて、外に出ると杉の幹に、ちょうどこれからミンミンゼミの羽化が始まるところに出くわしました。胸部に割れ目が入り、割れ目が開き、鮮やかな緑色をした体がすこしずつせり出してきます。あれれ、少し右に傾いているな。それでもせり出しは続きます。頑張れ、頑張れ。ヤブ蚊に襲われながらもそばを離れることができません。15分後、セミの動きが止まりました。脚が抜けずに少し右に傾いたまま一生を終えました。セミの羽化の成功率はどのくらいなのでしょうか。
by komachi-memo2 | 2012-07-24 23:58 | 探虫 | Comments(3)

カシルリオトシブミの食痕

カシルリオトシブミ食痕

大山林道を歩くと、ヤブタバコの葉がひどいことになっていました。葉脈に沿って棒状の特徴のある食痕が走っています。犯人を捜すと・・・・居ました、居ました。カシルリオトシブミのようです。3ミリほどの小さな体。よくもこんなに食べられるものです。

カシルリオトシブミ01
by komachi-memo2 | 2012-07-23 23:02 | 探虫 | Comments(0)

マルカメムシの孵化

マルカメムシ卵

逗葉新道の森戸川沿いを歩いていると、歩道と川との間の鉄柵のところどころに、不思議なかたちの昆虫の卵塊がついていた。小さな小さなチクワブを直列に2つ、並列にいくつも隙間なく並べたような姿である。大きさは幅2ミリ、長さ15ミリほどである。触ってみると、しっかりとして固い。近くにはクズが繁茂している。これはクズに集まるマルカメムシの卵だ。

マルカメムシ成虫
↑クズとマルカメムシ成虫

1週間後、同じ場所を歩くと、孵化した幼虫が卵塊の周りに集まっていた。
この幼虫、孵化すると卵といっしょに親が産みつけたカプセル(卵の下側についている)をまず見つけて口吻を突き刺して摂取する。「むしコラ」という興味深いサイトを読むと、そのカプセルにはマルカメムシが生きていくために必須な腸内バクテリアが入っているらしい。実験でこのカプセルを外された幼虫は正常な成長ができなくて、繁殖前に死んでしまうという。腸内バクテリアが足りない栄養素をつくり出し、クズから摂取した栄養の不完全な偏りを補完しているのかもしれないという。撮影した写真に、卵塊の間に頭部を埋めている幼虫が何頭か見えるが、これはカプセルを飲んでいる姿だろうか。

マルカメムジ孵化

クズといえばコフキゾウムシ。今日も霧雨と風で揺れるクズの絨毯の上で、何カップルもの交尾シーンを見た。写真は黒っぽい2頭が交尾しているところを他の2頭が割り込んで、乱闘(乱交?)状態になったところ。
コフキゾウムシはどこかお相撲さんに似ているように思う。今日は日馬富士が白鵬に勝って気分がいい。

コフキゾウムシ交尾
by komachi-memo2 | 2012-07-22 21:51 | 探虫 | Comments(1)

ヤモリの訪問

ヤモリ

夕刻、「今晩は」と、台所の網戸から漏れる灯火に姿を見せたヤモリ。以前、植木鉢の下にあった小指の爪ほどの楕円形の白い卵からその3倍はあろうかというヤモリの子供が生まれ出て、その大きさに驚いたことがあります。また捕まえて、その早鐘のような喉元の動きから想像する湿潤な生温かなイメージとまるで消しゴムのような冷たい感触との落差にひどく印象づけられたこともありました。夜、どこからともなく灯火の下にやってきて、しばらくするとまた闇の中に消えていく風来坊のようなヤモリという小さな生き物が好きです。
by komachi-memo2 | 2012-07-16 13:45 | 茅木山の日常 | Comments(0)

オオカマキリ(幼体)とサツマノミダマシ

オオカマキリ幼体

梅雨のアジサイも盛りを過ぎて、曇りの蒸し暑い空の下で、重そうに頭を垂れている姿は、おのれの姿を映したかのようである。虫に食われた穴ぼこだらけの葉に、茶色く変色した花は醜くさを覚える。なぜだろうかと考える。しおれた野草に寂寥を覚えても醜さを感じたことがない。美しさを感じることさえある。人間がつくりあげた美の、その盛期だけを望んだ傲慢さを花に見ているのかもしれない。葉の上で、こちらの動きを警戒しているのはオオカマキリの幼体。よく見ると翅芽が見える(クリックするとflickrで、ラージサイズで確認できます)。サツマノミダマシはアジサイでよく見かけるクモである。

サツマノミダマシ

E-M5、HLD-6、LEICA ELMARIT45mm MACRO
by komachi-memo2 | 2012-07-07 10:12 | 探虫 | Comments(0)

ブチヒゲカメムシとチャバネアオカメムシ

クサギカメムシ

普段、何気に見過ごしてしまう仕事場の周りの草木もカメラを持つと目は自然とマクロモードになる。最初に見つけたのはクサギカメムシの幼体。4令くらいだろうか。ひとつ見つけると、またひとつ、またひとつと、同じほどに育った幼体がいくつも見つかった。大きなクサギカメムシもカラムシの葉に止まっている。成体と思われるが、ずいぶん色鮮やかだ。季節によって色が異なるのだろうか。

PS.クサギカメムシの成体と書いたカメムシは、ブチヒゲカメムシの間違いでした。訂正しておきます。

クサギカメムシ幼体02

チャバネアオカメムシもいくつも見つかる。こちらは全部成体だ。湿度が高い。被写界深度のごく浅い画面で、必死にカメムシの目にピントを合わせようとしていると、メガネが曇ってきた。E-M5になってISO感度が俄然向上したのは本当に助かる。願わくば、AFフレームをもっと小さなものにしてほしい。このままでは鳥や虫の目にピントを合わせるようなネイチャー写真ではAFは補助的にしか使えない。

チャバネアオカメムシ03

チャバネアオカメムシ01

E-M5、HLD-6、LEICA ELMARIT45mm MACRO
by komachi-memo2 | 2012-07-06 21:57 | 探虫 | Comments(4)

ヒメシロコブゾウムシ

今日は一日、仕事場でMACに向かってデスクワーク。最近は2時間ほど集中してモニターを見ていると、モニターの文字がかすんでくるようになった。目を休めようと、食事ついでにカメラをもって外に出る。仕事場の庭先のカラムシの葉に10ミリほどの小さな虫がついている。カマキリの幼体だ。よく見ると、あちらにもこちらにも。

カマキリ幼体02

食事をすませて、葉山町庁舎のメダカ池に寄ってみると、オオシオカラトンボが♂に守られながら産卵をしていた。産卵のようすをカメラに収めようとしていると、ハクセキレイがやってきて、あっという間に横取りされた。

ハクセキレイ採餌

事務所にもどると、ヒメシロコブゾウムシが階段の入り口でお待ちかね。こいつを見ると、落花生を横に置いてみたくなる。

ヒメシロコブゾウムシ02

E-M5,LEICA ELMARIT45mm MACRO,LUMIX G VARIO 100-300mm
by komachi-memo2 | 2012-07-04 22:58 | 探虫 | Comments(2)