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ニリンソウとトリカブト

定例の探鳥会で大山林道を歩くと、林道脇の日陰にようやくニリンソウが埋めつくすように白い花をつけている。4月に入り、林道の春の野草はいっせいに開花し、目を楽しませてくれる。マルバコンロンソウ、ヤマルリソウ、ムラサキキケマン、ミヤマキケマン、ナツトウダイ、キランソウ、コスミレ、タチツボスミレ、ヤマネコノメソウ、イワボタン、ツルカナコソウなどなど。オオルリやセンダイムシクイなど春の鳥のさえずりを聞きながら歩くこの時期が、一年のうちで最も林道歩きが楽しい時だ。

ニリンソウ

最近の新聞に、函館でトリカブトをニリンソウと間違えて食べた男性二人が死亡したという記事が載っていた。ニリンソウはシドケとよばれておひたしにして食べられる。まさか花が咲いていれば誤食することはないだろうが、トリカブトもニリンソウも同じキンポウゲ科の植物で、葉の形は確かに似ている。そのためトリカブト誤食の事故は毎年のように後を絶たないが、そんなにそっくりだろうか。大山林道でもトリカブトは簡単に見つかる。下の写真がトリカブト。二つの立ち姿はずいぶん違うのにと思う。ニリンソウは地を埋めて這うように、トリカブトは株ごとに立つように。

トリカブト
by komachi-memo2 | 2012-04-16 23:53 | かたちの不思議 | Comments(1)

春の訪れーービロードツリアブ

昨日の嵐のような天気とうってかわって、今日は春らしい陽が朝から差した。昨日の強風で折れた山桜の花芽が開花前に山道に落ちている。オオイヌノフグリとヒメオドリコソウの絨毯からはブーンという虫の羽音が聞こえる。ビロードツリアブだ。ぬいぐるみのようなけむじゃらの小さな体に長い口吻を持つかわいいやつ。ツリアブの名前は空中の一点にホバリングして停止する姿から付けられたらしい。この昆虫を見ると、ああ、春が来たなと実感する。ホバリングしているところを撮影したいと思うが、近づくとすっと移動してしまう。

ビロードツリアブ02
長い口吻でコスミレを吸蜜。

ビロードツリアブ01
ハエ目だから羽は2枚。♂、♀の見分けは二つの複眼を見ればわかることを初めて知った。この個体は複眼が離れているから♀のようだ。
by komachi-memo2 | 2012-04-01 18:20 | 茅木山の日常 | Comments(2)