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衣替えしたホソミオツネントンボ

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 朝、町内の谷戸田に散歩に行きました。ここの田植えは毎年6月上旬。10年ほど前から知り合いのグループが休耕田を復田して、無農薬冬期湛水でお米をつくっています。そのお陰で1年を通して小生物を観察できるとっておきの場所になっています。今日の目当てはホソミオツネントンボ。冬の間、枯れ枝に変装して見つけることのできなかったこのトンボ、オスはこの時期だけ鮮やかな瑠璃色に衣替えし、田んぼのあちらこちらで縄張りをアピールしていました。
by komachi-memo2 | 2011-05-08 14:53 | かたちの不思議 | Comments(0)

タンポポ 名前の由来

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 春の野草の代表選手、タンポポ(カントウタンポポ)の黄色い花も、私の近所ではそろそろ終わりを迎えています。そして私はこのタンポポの見事な丸い花穂に見とれてしまうのです。タンポポの花は誰でも知っていますが、そのやさしい名前の由来を私が知ったのは、つい最近のこと、今年1月に岩波文庫になった柳田国男の『野草雑記』を読んでからです。柳田はニガナ、クジナ、ガンボウジなどタンポポには地方により多くの名前があることを述べた後で、次のように書いています。
「多くの野の草が稚児を名付け親にしていたことを知って、始めてタンポポという言葉の起こりが察せられる。タンポポはもと鼓を意味する小児語であった。命名の動機はまさしくあの音の写生にあった。それが第二段に形の鼓と近い草の花に転用せられることになったかと思われる」
 なぜ鼓のかたちなのか。つぼみのかたちが似ているとか、茎を裂いて水に放して遊ぶかたちが鼓にそっくりだとか、諸説あるようです。私にはふっと息を吹きかけて綿毛が飛んだ後のかたちが、白い皮を張ったちいさな鼓のように思えます。それにしても小児が鼓のかたちとその音になじんでいたというのは、ずいぶん昔のことなんでしょうね。
by komachi-memo2 | 2011-05-01 08:42 | かたちの不思議 | Comments(0)