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穴から覗いているのは

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↑ハンミョウの幼虫
 昨日の日本野鳥の会神奈川の二子山探鳥会。休憩時間に林道の川沿いで、リーダーのSさんがハンミョウの幼虫の巣を見つけました。川面から50センチほど上がった垂直の土の壁に、直径5mmから8mmほどの穴がたくさん開いています。「え!どの穴ですかあ?」みんな双眼鏡で穴を捜索しています。プロミナーを向けると、いるいる。いくつもの穴からも黒っぽい顔がのぞいています。ハンミョウのアパートといったところ。ハンミョウは成虫も幼虫も肉食。近くを通る獲物を狙っているのです。
 面白いのは、小さな穴にも少し大きめの穴にも、ちょうどそれに合う大きさの顔が覗いていることです。顔がまさに蓋になっているわけです。ハンミョウのお母さんは卵を一つずつ産み付けます。孵った幼虫は自分で巣穴を掘ります。自分にぴったりのサイズなのはそのためです。
 近づくとさっと穴の奥に隠れます。しばらく穴の前でカメラのレンズを向けていると、一つ、二つ、三つとまた顔が埋まっていきます。種類はわかりませんが、たぶん林道でよく見かける別名、ミチオシエと呼ばれるナミハンミョウの幼虫でしょう。ハンミョウの仲間では最大級の大きさです。
 ハンミョウの幼虫はとてもおかしな格好をしており、腹部の白っぽい虫が不釣り合いに大きな黒々とした兜をかぶっているようです。顔のように見えるのは実は頭部と前胸が一体となったものです。なぜ、こんなに素早く穴の中を動けるのか。調べてみると、腹部には2つのコブと、するどい鉤状の毛が生えており、これを使ってまわれ右をしなくてもすばやく穴の中を前進後退できると書かれていました。今回は幼虫を釣り上げませんでしたが、今度行ったときには釣り上げて、そのおかしな体をじっくり身体検査することにします。
by komachi-memo2 | 2010-07-20 10:27 | 探虫 | Comments(0)

畑聰一のフィールドワーク原図展

c0042548_1618068.jpg鈴木工務店の可喜庵で、2年ぶりに畑聰一先生にお会いしました。8月26日から開催されるフィールドワーク原図展の打ち合わせのためでした。
 先生と畑研究室がおこなった35年間の世界各地のフィールドワークの成果は膨大です。先生は芝浦工大を退官されるとき、住居・集落研究35年の記録を3分冊の『フィールドで考える』にまとめましたが、今回の展覧会は35年の成果のなかから世界の住居・集落の「内と外」のあり方を集落の共同性という視点から開陳してもらうというものです。
 打ち合せの後、先生に誘われて、自宅近くの一軒の洋菓子屋に入り、四方山話。日本の離島集落をまとめるにはプライバシーの問題もあり、まだ時間が要ること、故鈴木成文先生のこと、お互いの家族の話、昔同行したアカ族や韓国の調査の話などなど。
 最後に、呆けないうちに35年の成果をライフワークとしてまとめてくださいよと念を押すことはもちろん忘れませんでした。

畑聰一 フィールドワーク原図・写真展 世界の住居集落の「内と外」
・日時 8月26日→9月7日
・講演会 8月28日 15時より(懇親会 17時より ドリンク代1000円)
・場所 可喜庵 
 小田急線鶴川駅北口下車徒歩8分 東京都町田市能ケ谷町740 鈴木工務店内
 電話 042-735-5771 
by komachi-memo2 | 2010-07-15 16:33 | EVENT | Comments(0)

課金250円

c0042548_10391771.jpg自慢じゃないが、1か月以上エントリーしないことも珍しくない我がブログ、以前は親しい友人から叱咤されていましたが、最近はもう諦めてくれたのか、何も言わなくなりました。それが幸いして、さらにエントリーが滞るようになりましたが、久しぶりにエントリーしてみると、ナント広告が入っているではないか。わがメモランダム、わが備忘録の文面の最後に。びっくりしたなあ、モウ。やはりサボっていると、頭もBLOGもカビがはえるのだなあと、思いましたね。
動作が遅いのに嫌気がさして、JUGEMからEXCITEに乗り換えたのが2005年。JUGEMのkomachi-memo(以前、鎌倉の小町に仕事場があったのでkomachi-memo)を今覗くと、広告に浸食されて悲惨な廃屋と化している。ひゃー恐ろしい。見ないようにしよーっと。それにしてもエキサイトの我が文面に貼られた広告、ナントカしたいとWEBを覗いていると、エキサイトブログ向上委員会なる掲示が出ておりました。なるほど、無料で維持していくのは大変になった、ついては広告消したければ月250円払えということね。乗り換えてkomachi-memo3にすることも検討しましたが、もう一つ廃屋をつくるのは気が進みません。素直にアドバンスコースに入ることにしましたわ。
by komachi-memo2 | 2010-07-10 10:46 | Comments(0)

梅雨の田んぼのトンボ

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雨の合間に、久しぶりに近くの田んぼに寄ってみた。全身真っ赤なトンボが畦にそって行ったり来たり縄張りをパトロールしている。成熟したショウジョウトンボの♂だ。緑の稲に映えて美しい。飛んでいるトンボを写す技のない私は、畦にどっかりと座り、近くの稲に小休止に来るのも待つ。7月上旬のこの時期、私の横を飛んでいくのは他にシオカラトンボ、クロスジギンヤンマ。田んぼの下方の川沿いの木陰ではハグロトンボとモノサシトンボ。
by komachi-memo2 | 2010-07-07 21:07 | 探虫 | Comments(0)

ガビチョウ

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ガビチョウ
日曜日、早起きをせずにベッドで本を読んでいると、近くの森から鳥の声が聞こえてくる。ホオジロは上の畑の梢から、ヒヨドリは道路脇のアカメガシワの樹から。トッキョキョッキョ、トッキョキョキョ。ホトトギスがちょうど我が家の真上を通り過ぎたところだ。ピピピ、♀がどこかで反応している。遠くでコジュケイも鳴いている。いくつもの声にまじって沖縄の人が吹く口笛のようなよく通る複雑な鳴き声がする。フィチピーフィチピーピロロピロロ。これはガビチョウだ。サンコウチョウやホトトギスのさえずりをまねしているように聞こえることもある。昨年あたりから私の住む葉山や逗子でガビチョウの声を盛んに聞くようになった。中国、東南アジア原産の特定外来生物。日本野鳥の会神奈川の鳥類目録第5集によると、神奈川で最初に記録されたのは1995年に藤野町。ずいぶん前から生息しているようだが、2005年までの記録ではまだ三浦半島には進出していなかった。私がはじめて葉山で声を聞いたのは2007年。今ではコジュケイのように頻繁に聞くようになってしまった。この鳥、一度見たら忘れない。泣きべそをかいたような、はたまたクレオパトラのような目の縁取りをしている。上の写真は今年5月30日に家の近くで撮ったもの。それにしても外来種はどうしてあんなにけたたましく鳴くのだろう。
by komachi-memo2 | 2010-07-04 23:26 | 探鳥 | Comments(4)