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可喜庵年間企画講演テーマ「住まいの内と外」

c0042548_9143928.jpg先日、エントリーした「鈴木工務店の小冊子「可喜」創刊」で少し紹介したが、鈴木工務店主催の企画をお手伝いさせていただいている。今年のテーマは「住まいの内と外」。2ヶ月おきに次の4つの展示会と講演が行われる。
■企画趣旨 
小さな子どもと猫が縁側で遊ぶ懐かしい一枚の写真が残っています。かつて日本人の暮らしは今ほど家の外と内がはっきりと区別されていませんでした。農家では前栽や裏庭が設けられ、町屋には中庭があり、それらは土間や縁側で室内と緩くつながり、そうした空間構成が四季の生活の設えや近隣との関係に潤いをもたらしていました。近年、都市に住宅が密集し、住宅の断熱気密性能は向上しましたが、かつての住まいがもっていた「内と外の豊かな関係」は、残念ながら日本人の住まいから衰えていく一方だと言わざると得ません。それは住まいを貧しくしているとともに、家の外も同時に貧しくしているとも言えるのではないでしょうか。可喜庵では今年の企画テーマとして「住まいの内と外」と取り上げ、かつての日本人の住まいがもっていた豊かな内と外の関係を演出した仕掛けと季節の暮らしをもう一度見直してみたいと思います。そして、そうした工夫を現代の住まいにどのように活かしていったらいいかを考えます。

・和風の住まい術に学ぶ「内と外」 山口昌伴 6月17日〜29日
・世界の住居集落の「内と外」 畑聰一 8月26日〜9月7日
・パッシブデザインは「住まいの内と外」をどう変えてきたか 
  小玉祐一郎 10月21日〜11月2日
・住まいの居心地を決める開口部 永田昌民 2011年1月27日〜2月8日
 
by komachi-memo2 | 2010-04-23 09:35 | EVENT | Comments(0)

ヤマルリソウとマムシ

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今時の三浦の山。会いたいものの代表はヤマルリソウ。この花を見られるだけでも3万歩だって歩ける。では会いたくないものは?・・・・やっぱりこれには草むらでは遠慮したいな。
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by komachi-memo2 | 2010-04-22 10:08 | 探鳥 | Comments(0)

春を告げるスミレ

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春を告げるスミレの仲間。葉山で見るもっともポピュラーなスミレはタチツボスミレだ。コスミレも陽の当たる崖地で目にするが、タチツボスミレに比べるとずっと少ない。アリアケスミレやニオイタチツボスミレ、アカネスミレ、スミレも見られるが、残されているのはごくわずかで、知っているの数株だけだ。道路の拡張や住宅地の開発で、ここ1,2年で私が知っていたコスミレとアリアケスミレの数株が失われた。先日、スミレを見つけたが、タチツボスミレの色に慣れていると、その色の濃さに思わずしばらく見とれていた。(上/アカネスミレ、下/スミレ)
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by komachi-memo2 | 2010-04-17 15:48 | 茅木山の日常 | Comments(0)

ニリンソウ

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春の野草の花が次々に咲くこの時期、家の近所で一番目にするのがニリンソウだ。少し湿り気のある道の脇の斜面や林縁の木陰で白い花を目にする。一昨日、山歩きの帰路に葉山の水源地でニリンソウの大きな群落を見た。フェンスで囲われていて人が踏み込まないためだろう。一つの株から白い花が2輪か3輪咲く。一つが花びらを広げていてももう一輪は自分の開花の番を待っているかのように花の開花は微妙に時期がずれている。木陰で風を感じながらニリンソウを見ていると、山歩きの疲れも癒される。
by komachi-memo2 | 2010-04-13 10:05 | 気持ちのいい場所 | Comments(2)

オオセミタケ

c0042548_19345165.jpg尾根道の脇、広葉樹の落葉に隠れるようにそれは顔をそっと出していた。いやあ、よく見つけたなあ。みんなの感嘆の輪の中心で、発見者Sさんが移植ごてで慎重に掘ると、無事にそのものは現れた。15センチほどはあろうか。冬虫夏草オオセミタケだ。オオセミタケの獲物にされたのはアブラゼミのようだ。セミの頭部からにょきと生えている。獲物を指でつまんで押すとかなり弾力がある。腐敗していない証拠だ。逆光気味によく見ると、タンポのような頭(子実体という)から埃のような胞子が飛んでいるのがわかる。その後、別の場所で、私が1本、その直後にKさんが1本見つける。私は細かな根を切りながら慎重に掘るが、最後の段階でギロチンしてしまう。アッチャー。ギロチンしてしまったセミはヒグラシだろうか。土中から顔を出しているのは子実体から5センチほどで、柄は土中に湾曲しながら10センチほどのびている。伸びている方にセミがついていると検討を付けて掘り進めるのだが、根本がくびれていてうらぎられる。昨日は近くの山を鳥仲間12人で随分と歩いた。皆若くはないが、健脚ぞろい。久しぶりに大汗をかいた。
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by komachi-memo2 | 2010-04-12 19:48 | 探虫 | Comments(0)

DVD「鶴見俊輔みずからを語る」

c0042548_15174955.gifこのところ仕事でよくお会いしている象の富田玲子さんから鶴見俊輔のDVDをいただいた。その前日に岩波新書の新刊『思い出袋』を読み出したところであったからちょっとびっくりした。このDVDには2008年に語られた鶴見俊輔の3時間超のインタビューが記録されている。インタビューは終戦の8月15日のことから始まるが、85歳の鶴見の詳細な記憶力と時に怒ったような、時にユーモラスな瑞々しい感性に驚嘆させられる。ヒポクラテス、武谷三男、丸山真男、水木しげる、高橋和巳、アインシュタイン、阿倍定・・・・鶴見によって語られる人物は百人を超える。もっとも引きつけられた部分は、ホワイトヘッドが講義で語ったという言葉を紹介しながら自分の残りわずかな命にも永遠のかけらがある、生きるということの中には常が永遠があるのだと語る部分だ。この部分は感動ものである。そしてMistaken Objectivity(鶴見の造語)を常に排してきた鶴見の言葉はどれも力強く、聞く人の心に迫ってくる。君はどうなのかと。
●発売元 テレビマンユニオン
●価格 3150円
by komachi-memo2 | 2010-04-10 15:26 | Comments(2)