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冬を越す虫2

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↑ジャコウアゲハの蛹
棚田の東屋の外壁に、ジャコウアゲハの蛹を見つけた。他の虫たちが鳥に見つからないようにひたすら隠れる技を使っているのに、何とも派手な格好で冬を越す。成虫になってもこのチョウはゆっくり優雅に飛んでいる。毒を持っているために鳥を恐れない。「番町皿屋敷」のお菊さんが後ろ手に縛られた格好に似ているので、「お菊虫」と昔から言われているが、戦後生まれの私には宇宙から飛来した謎の生命体といった感じがする。
下の写真は二子山をくまなく観察のフィールドにしているSさんに教えてもらったムラサキツバメのアオキ上の集団越冬。温暖化の影響もあって、最近分布を東北地方にまで広げた羽を広げると紫の鱗粉が美しく輝くチョウだが、これだけ集まると何やら不気味な一個の生物に見えてくる。それが鳥に食べられないための彼らの知恵なのかもしれない。
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↑集団越冬するムラサキツバメ
by komachi-memo2 | 2009-12-10 18:38 | 探虫 | Comments(0)

冬を越す虫

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↑アカエグリバ
週末に今年最後のTさん主催の谷戸観察会に参加した。時は師走。虫の声はすでになく、棚田に冷たい風が吹いている。さあ虫を探そう! 参加者は棚田の方々に散り、かけ上がりの藪、水路、東屋の葺き材の間、刈入れの終わった田んぼの周囲を思い思いに捜索する。あ!いた! 誰かがオオアオイトトンボを見つける。まだいたんだ。刈り取った稲株につかまって消え入るように動かない。棚田には小さな蓮田がある。シェードのようにまるまった枯れた葉の中を探すと、いろいろ出てきた。お!これは何だ。みごとな擬態。エグリバの仲間だとKさんが教えてくれる。調べるとアカエグリバのようだ。この蛾は成虫で冬を越す。次に出てきたのは薄緑色のセセリチョウの幼虫。背に黒い筋が一本、茶色の頭部に三本の黒い縦線がある。これはイチモンジセセリ。幼虫で冬を越し、5月頃チョウになる。
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↑イチモンジセセリ
by komachi-memo2 | 2009-12-09 18:52 | 探虫 | Comments(0)

黒塚直子展「水は夜でも流れる」

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友人に何人か絵描きがいる。絵を見ると、ほんとうはその人のことを何にも知らないのではないかと、ふと思うことがある。
黒塚直子さんの展覧会が開かれる。自宅にも何点か飾ってあるが、不思議な魅力を発する絵だ。この世とあの世の間を行き来しているようなちょっとこわい雰囲気がどこかにある。

●黒塚直子展「水は夜でも流れる」
2009.12.14(月)→12.19(土) 
場所 巷房+巷房2+階段下
(中央区銀座1-9-8 奥野ビル 03-3567-8727 )
by komachi-memo2 | 2009-12-03 10:15 | EVENT | Comments(0)

奥日光・渡良瀬遊水池遠出探鳥会

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 28、29日、日本野鳥の会神奈川支部のツアーに参加して、奥日光と渡良瀬遊水池の冬鳥を見に行った。28日に奥日光湯元の「森のホテル」に宿泊し、29日午後に渡良瀬遊水池に寄った。奥日光の冬鳥を見に行ったのは、今回が初めて。湯滝ではカワガラスやミソサザイ、赤沼の戦場ケ原自然研究路ではカラマツの球果やズミの実を食べるアトリ、マヒワ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラなどを見る。期待したキバシリやアオシギは発見できなかったが、オオアカゲラとアカゲラを同じ木で同時に見ることができた。こんなことはもう二度とないかもしれない。オオアカゲラはアカゲラよりも大型で、アカゲラにある肩羽のハの字の白斑がない。また胸部に黒縦斑があり、腹部と下尾筒の赤がアカゲラよりも淡い(写真はオオアカゲラ♀)。
 渡良瀬遊水池では黄昏時になって、期待したハイイロチュウヒ♂が一度だけ我々の視界に入ってくれた。♀は2度見られた。針葉樹の梢に止まるコチョウゲンボウはかなり遠方で、プロミナーで確認するのもやっとであった。コミミズクは現れなかった。またミヤマガラスの群は見られたが、その群の中にコクマルガラスは確認できなかった。二日間で確認できた野鳥の種数は63種とまずまずだった。
by komachi-memo2 | 2009-12-02 09:22 | 探鳥 | Comments(0)