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久しぶりの映画「フィツカラルド」

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「この映画見ない?」と葉子に誘われて、先日、鎌倉生涯学習センターでヴェルナー・ヘルツォークの「フィツカラルド」を見た。19世紀末、ペルーのジャングル奥地にオペラハウスを建てようと狂気の熱情を持った男の物語である。船がジャングルの奥地でそこに棲むインディオたちの力で山越えしていくシーンは、船のきしむ音がハラハラドキドキで、CGでなんでもつくってしまう昨今の映画ではけっして味わえない力強さを持っていた。物語とほとんど同じことを撮影でもしたわけだから当然である。最終シーン、船の甲板で演じられるオペラ・ベッリーニの『清教徒』を葉巻をくわえながらオペラ建設の夢に破れた主人公フィツカラルド役のクラウス・キンスキーが聴くシーンは印象深い。恋人モリー役のクラウディア・カルディナーレの美しさもすばらしい。機会があればもう一度みたい。久しぶりにいい映画を見たと、葉子に感想を述べると、「いまいち」だとおっしゃる。「ダイナマイトいっぱい使って、地元の人を犠牲にしてアマゾンの自然を破壊する、ただの自然破壊の映画じゃないの」と、のたまわる。いやはや人それぞれいろいろな見方があるものである。
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by komachi-memo2 | 2009-05-28 15:04 | 茅木山の日常 | Comments(2)

写真展「三沢博昭と西海の教会」

c0042548_1454321.jpg今年1月に亡くなった写真家・三沢博昭さんの遺作展が開催される。民家、町並み、アジアの古建築、土木遺産と生涯にわたって研究熱心で、いつも渾身で撮影されていたことを思い出すが、晩年、三沢さんが執着していた対象は西海の教会群だった。
展覧会の概略は以下の通り。
●会期 6月8日〜7月3日 11時〜20時
●オープンパーティ 6月8日 18時より
●場所 ティープロジェクトギャラリー
    新宿区若葉2−2−26 
電話03-5360-7140
by komachi-memo2 | 2009-05-28 14:55 | EVENT | Comments(0)

鈴木工務店・可喜庵で「エコロジカルデザイン----山越邦彦」展

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鈴木工務店の可喜庵で、連続企画展「デザインサーベイとしての昭和建築家」の第2回として「エコロジカルデザイン----山越邦彦」が下記の日程で開かれる。
6月13日には矢野和之さんの講演会が行われる。
●展示期間 6月11日〜6月24日 10〜17時(日曜休)入場無料
●講演会  6月13日 16時より(定員30名 要予約)参加費2000円
●問い合わせは下記へ
可喜庵(鈴木工務店内)担当・畑
TEL.042-735-5771/FAX.042-735-3323
mail.kakian@suzuki-koumuten.co.jp
by komachi-memo2 | 2009-05-28 14:31 | EVENT | Comments(0)

オオジシギに会いにいく

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先日の雨の日曜日、朝4時に葉山を出発して富士演習場内に行く。今の季節、山菜採りの車が早朝からやたらと目につく。車で移動してもとにかく広い。演習場だから一般人がわかる標識はなく、戦車道とか書いてあるだけ。私たち探鳥派の一番の目当てはオオジシギのディスプレイフライト。この鳥は夏鳥で冬の間は遠くオーストラリアまで渡り、春に日本に戻り、繁殖する。ジシギは草むらに隠れているのを見かけることがほとんどだが、この鳥は電柱の先に止まっているのを見る。ズビャー、ズビャークと鳴きながら空高く舞い上がり、そのうち急降下、その途中で尾羽を広げ、ザザザ、ザザザザーという鳥とは思えない音を出す。思わず、「おお!」とか「かっこいい!」と言う言葉が口からでてしまう。本人(鳥♂)たちも自慢げに何度でもメスを引きつけるべくそれを繰り返す。それにしてもあんな芸をどうやって身につけたんだろう。下の写真は演習場内でこの季節一番に目にするノビタキ。カッコウのつがいを身近で見られるのもいい。他に、ヒバリ、コヨシキリ、ホオアカ、アオジ、モズ、森林内ではビンズイ、キビタキ、ムシクイ類、コガラが多かった。
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by komachi-memo2 | 2009-05-28 09:46 | 探鳥 | Comments(0)

小田原で見た小屋

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小田原市沼代で見た小屋である。これもベーハー小屋だろうか。小屋の大きさ、屋根の煙抜き、益子で見たものとそっくりなのだが、少し高さが足りないようにも見えるし、何となく新しい。煙抜きが3つ、瓦葺きである。先日の雨の日曜日、山中湖周辺に探鳥に行った帰り道、Tさんが小田原にいい谷戸と棚田が残っていると案内してくれた。高齢化でお米を作ることができなくなり、やむなく放棄した棚田を今春から野鳥の会神奈川支部の有志が草刈りのボランティアを始めたところだ。その周囲で見つけた小屋。周辺に同じ形のものがいくつかある。下屋から中を覗くと、三つの部屋から構成され、苗箱と思われる木の箱が細かく仕切られた棚にぎっしりと入っている。苗をつくるのはビニールハウスだし、苗箱をしまうだけなら煙抜きはいらないだろう。ベーハー小屋の転用でないとすると、同じ形のものがいくつも近隣にあるのはどうしてだろうか。雨で外に人気がないので、尋ねることもできないで帰ってきたが、気になる建物である。今度、草刈りがあるときに参加して、近所の人に聞いて見ようと思っている。
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●追記、讃岐の菅さんがミカン小屋ではないかと教えてくれた。全国に同じようなミカン小屋があるならベーハー小屋同様、こちらも興味が沸いてくる。
by komachi-memo2 | 2009-05-27 11:51 | まちの拾い物 | Comments(2)

動かないアカシジミ

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昨日は5月の定例二子山探鳥会。今にも降りそうな天気、途中から本格的な雨になることを覚悟。この日参加したのは10名足らず。通常なら5月の探鳥会は夏鳥の到来で多くの参加者になるが、昨日はフィールドに出ることを諦めた人が多かった。しかし、歩きはじめてすぐに大きなプレゼントが待っていた。羽化したばかりと思われるゼフィルスの一種アカシジミが足元の草にとまっている。すぐにすり切れてしまう尾状突起先端の白い部分も完璧な個体だ。気温が低いから近づいても飛ぶ気配がない。こんな日だったからこそ巡り会えた。昨年、チョウに詳しいKさんに案内されて夕方、クヌギやコナラの樹冠の上を飛ぶアカシジミを見たが、それは数十メートル離れた地点からプロミナーを通してである。こんな機会はめったにないとKさんも興奮気味。フィールドには悪天候でも出るべし、である。
by komachi-memo2 | 2009-05-18 10:15 | 探鳥 | Comments(0)

板橋区立美術館で「日本のシュルレアリスム」展開催

c0042548_11102591.jpg板橋区立美術館から展覧会のポスターが送られてきた。開館30周年を記念して今日から「日本のシュルレアリスム」展が開催されるという。こうした案内がいただけるのはうれしい。板橋区立美術館は日本の戦前・戦後の前衛たちの作品を収集することで知られる。5月後半からは3回の連続講演会も開かれる。今まで一度も見たことのない日本のシュルレアリストたちの作品に触れることのできるいいチャンスである。講演会の日にあわせて見に行こうと思う。








●日本のシュルレアリスム------幻惑の板橋〈近現代編〉 5月16日(土)→6月28日
●連続講演「再考、日本のシュルレアリスム」
5月30日(土)「シュルレアリスムを背後から覗く」中村宏(画家)
6月6日(土) 「シュルレアリスムと危機意識--------1930年の詩について」鶴岡善久(詩人)
6月13日(土)「日本のシュルレアリスムと滝口修造」田辺徹(成安造形大名誉教授)
各回とも14時から。入場料・予約はないが、先着100名。
 
by komachi-memo2 | 2009-05-16 11:16 | EVENT | Comments(0)

ESCHENBACH社のライトルーペ

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仕事場のバルコニーから杉の木の樹冠にまとわりつくように舞う蝶を見ている。キタテハだろうか、コミスジもいそうだ。だが、目が霞んで今ひとつはっきりしない。近視に強い乱視、さらに遠視も進んで眼鏡があわなくなっている。数年前に遠近両用眼鏡をつくったとき、眼鏡屋が「遠視が進めば、眼鏡が要らなくなりますよ」と笑っていたのはこういうことだったのか。視力や聴力の衰えと共に、目や耳を拡張する道具に興味をもつ昨今、インターネットで昆虫写真家新開孝さんがESCHENBACH社のLEDmobiluxを紹介しているのを読んだ。これは畏友の建築家秋山東一さんも以前aki's STOCKTAKINGで紹介していたものだ。小昆虫や植物のディテールを観察するのに虫眼鏡は必需品であるが、このライトルーペ、値段は少々高いが、確かにすぐれものである。3倍から12.5倍まで7種類出ており、私が手に入れたのは倍率10倍のもの。発光ダイオード搭載のライトルーペで、暗いところでも対象物から数センチまで近づけると驚くほど鮮明に見える。1ミリ足らずの蝶の卵もこれでばっちり観察できる。印刷物の版ずれチェックも実際にずれているか、目が霞んでずれて見えるのか、怪しくなってきたが、これがあれば安心である。
by komachi-memo2 | 2009-05-12 10:05 | 道具 | Comments(0)