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亀山郁夫訳『罪と罰』

c0042548_928519.jpg『カラマーゾフの兄弟』の翻訳で爆発的なヒットを飛ばした亀山郁夫が、今度はドストエフスキーの最高傑作『罪と罰』を同じく光文社古典新訳文庫で訳してくれた。しばし至福の読書ができた。ラスコーリニコフの熱病に浮かされた錯乱の息遣いが耳元で聞こえるようだ。巻末の読書ガイドも「カラマーゾフの兄弟」同様に面白い。作品誕生の経緯、モデルとなった当時の事件、執筆の動機、黙示録の都市ペテルブルグ、場所の名前と地図、ロシアの大学と学生運動、マルメラードフの聖書、ラスコーリニコフの聞きちがい、などが紹介されていて、読み飛ばして気がつかずにいたディテールを再読するうまい仕掛けになっている。続巻が出るのが待ち遠しい。間があいた料理のコースを今か今かと待っているような感じだ。
by komachi-memo2 | 2008-10-31 09:29 | BOOKS | Comments(2)

『「日本の住宅」という実験——風土をデザインした藤井厚二』見本届く

c0042548_8294457.jpg百の知恵双書・第18巻の入稿を2日後に控えた日、第17巻の見本紙が段ボールで3箱届く。見本紙の封を開ける時は、何十年本づくりをやっていても、期待と不安が交差する。印刷については数日前に必ず刷り見本が送られてくるので、事前に確認できるが、製本されたものを見るのはこの時が初めてなのである。しばらくなめ回すように見て、一安心。第17巻は小泉和子さんの藤井厚二論『「日本の住宅」という実験——風土をデザインした藤井厚二』だ。DTP入稿のため、いつも入稿前の2,3週間はカレンダーを眺めながらの体力勝負だが、今回はスケジュールがタイトできつかった。連日、ゲラを小泉さんに宅急便で送り、二日後には戻ってくるという繰り返し。小泉さんもさぞ疲れたことだろう。写真家・三沢博昭さんが広瀬鎌二先生たちと30年ほど前に撮影した聴竹居の写真をずいぶん前から預かっていた。今回、その写真を使うことができた。日曜日、闘病生活をしている三沢さんに本を手渡すことができた。
by komachi-memo2 | 2008-10-29 08:38 | 百の知恵双書 | Comments(2)

「葉山の野鳥・秋〜冬」展

c0042548_1824043.jpg葉山図書館の2階に、NPO法人葉山まちづくり協会が運営する小さなギャラリーがある。毎月企画展を開催しているが、10ー11月は「葉山の野鳥・秋〜冬」 である。先月、探鳥・探虫の師匠であるSさんとTさんからお誘いがあって、元の羽のコレクションを展示している。11月に内容を模様替え。

協力:日本野鳥の会神奈川支部
後援:葉山町
開館時間: AM10:00〜PM5:30まで
開催場所:葉山まちづくり館 [町立図書館2F] 
by komachi-memo2 | 2008-10-28 18:32 | EVENT | Comments(0)

少年トラ

c0042548_18351114.jpg「こら!」「いたい、た〜い」「なにやってるの!」「まったくこいつー」
トラが家に来てからこんな家族の声が途絶えることがない。ソファやYチェアーで爪を研ぐのは当たり前、家族のジーパンでも研いでいる。足にからみつき噛みつく。本人は遊んでいるつもりでも人間には痛い。便所でもどこでもついてくる。好きな場所はゴミ箱の中、長男・元の勉強机の上(水槽の中のドジョウをねらっている)、洗濯物置き場と化したソファの上、私の部屋のベッドの隙間。先日は水槽が倒され、メダカが全滅し、冷凍庫から出しておいた挽肉が食べられ、弁当のおかずが急遽変更になった。それでも元気がないときは「トラ、どうしたの?」と、家族全員に心配される。幸せなやつだ。
by komachi-memo2 | 2008-10-22 18:37 | 茅木山の日常 | Comments(0)