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寒中お見舞い申し上げます

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昨年暮れは仕事に押されていたり、プリンタが故障したりがあって、年賀状が出せなかった。ということで、寒中見舞いに代えた。でも今日の陽気は桜の咲く頃の陽気だとか。
by komachi-memo2 | 2007-01-27 11:36 | ヒルトップの日々 | Comments(0)

鬼頭宏の『人口から読む日本の歴史』

c0042548_8471829.jpg昨年暮れに総務省と厚生労働省が相次いで日本の人口推計を発表した。現在の日本の人口は約1億3000万人ほどで、49年後の2055年には約9000万人、半世紀後に7割になるということらしい。厚生労働省の発表は楽観的で、いつも外れてあてにならないと批判が出るが、今回は10年前に発表した「2050年には1億人以下」という発表を下降修正している。さらに今後下降修正することになるのか知らんが、ここ100年で急激に増えてきた人口がこれまた急激に減り始めたことは確かなようだ。増加と停滞を繰り返しつつも1万年にわたって増加してきた日本の人口が漸減するという初めての経験を僕らの子供たちはむかえることになる。
 以前、solar catという雑誌で「棚田の景観は何を語るか」という特集を企画したとき、歴史人口学の鬼頭宏さんに日本の食糧資源と人口の歴史について原稿を書いてもらったことがあった(「日本人は何を食べ、今日に至ったか?——食糧資源と人口の歴史」solar cat no.39)。今から100年前に3300万人の日本人が今日の6分の1の年間栄養供給量で、つつましく「持続可能な」暮らしをしていた。実にこの時代に国土の耕せる(食べられる)ところは耕し(食べ)尽くした天に至る棚田の景観が日本全国に完成するのである。それ以降の日本の歴史は食料の大半を海外に依存する歴史である。『人口から読む日本の歴史』はその特集企画の時にはじめて読んだ。鬼頭さんによれば日本の人口変動は縄文から現在まで四つの大きな波があり、それぞれに文明システムの変革が対応しているという。してみると、21世紀は第五の文明への転換点ということになるが、僕らにはまだその覚悟も姿も見えていない。
●鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』(講談社学術文庫)
[目次]
序章 歴史人口学の眼
第1章 縄文サイクル
1 縄文時代の人口変化
2 生活と環境の変化 
3 縄文時代の古人口学
第2章 稲作農耕国家の成立と人口
 1 初期の人口調査と人口推計
 2 稲作社会化と人口規制要因
 3 農耕化による人口学的変容
第3章 経済社会化と第3の波
 1 人口調査と人口推計
 2 経済社会化と人口生長
 3 人口史のおける18世紀
 4 人口停滞の経済学
第4章 江戸時代人の結婚と出産
 1 追跡調査
 2 結婚
 3 出産と出生
 4 幼い命の損失
 5 人口再生産の可能性
第5章 江戸時代人の死亡と寿命
 1 死亡率
 2 死亡の態様
 3 平均余命
第6章 人口調整機構
 1 人口調整装置としての都市
 2 出生制限の理由と方法
第7章 工業化と第4の波
 1 現代の人口循環
 2 家族とライフスタイル
終章 日本人口の21世紀
 1 人口の文明学
 2 少子社会への期待

by komachi-memo2 | 2007-01-22 08:52 | BOOKS | Comments(1)

100円手袋

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今日は葉山も雪が朝からチラついている。フィールドに鳥見に出るのに手袋がほしくなる。愛用しているのが100円ショップの毛糸の手袋である。手袋をして地面に落ちているモノはなんでも触るけれど、これであればどんなに汚れても気にならない。しかも小さめにできているからビノキュラーのピント合わせのような指先を使うことも手袋の上からできる。若い頃、冬の岩登りをするとき、女物の手袋を何度も洗ってキツキツにして使っていたことがあるが、今ならこの100円手袋がうってつけだろう。昨年はモスグリーンの迷彩模様のものを使っていた。今シーズンは紺色の手袋を使っている。内側がフリース状になっていてぴったりと暖かい。
by komachi-memo2 | 2007-01-20 10:34 | 道具 | Comments(0)

大山林道のツリーマップ

c0042548_1940229.jpg返却日をだいぶ過ぎた本を「今日こそは返さねば」と葉山の図書館に行くと、入口の展示コーナーで、葉山で自然保護活動するNPOを紹介するパネル展示がされていた。そのNPOの一つ「森戸川村」がつくったツリーマップを2階の葉山まちづくり協会で購入できると知って早速購入した。
月に1、2度は探鳥のフィールドとして必ず行く大山林道の入口から二子山の登山口までの林道沿いの樹木の種と位置を1/1000のスケールの地図にプロットし、巻末に大山林道で見られる樹木73種をリスト化している。2005年9月改訂。結構前からあったんだ。知らなかった。うん、これはいい!! カンパのつもりで4冊購入。今週末の支部定例の二子山探鳥会でみんなに分けてやろっと。
●「森戸川林道の樹木」/発行:森戸川村 500円
by komachi-memo2 | 2007-01-17 19:44 | 道具 | Comments(0)

Kuishinbo-Tree

c0042548_9315486.jpg葉山の海岸近くを散歩していると、すごい木を見つけた。フェンスを食べてしまった木。アオギリは生命力の強い木だがどうしたらこういうことになるだろうか。感心してみていると、モノに過ぎないフェンスの方を解き放ってやりたくなってきた。
by komachi-memo2 | 2007-01-15 09:32 | まちの拾い物 | Comments(1)

韓国民居の二冊の本

c0042548_18154641.jpgしばらく海外に出ていないな。韓国にはかれこれ10年近く行っていないと、本箱から取り出してぺらぺら頁をくりだしたのが韓国民居の2冊の本。『韓国現代住居学』と『朝鮮の民家』だ。『韓国現代住居学』は自分で編集した本だ。まだ建築知識の編集部にいた頃、「日本と韓国の住居の近代過程の比較考察」(ハウジング・スタディ・グループ、鈴木成文代表)という報告書が個人的に韓国に関心のあった私の編集熱に火を点けた。連載は12回、年に10回近くハウジング・スタディ・グループの先生たちと漁村から町家、スラムへと調査・取材に行った。韓国の研究者も調査協力するからいつも大所帯だった。写真は三沢博昭。得意のハッセルで撮ってくれた。みんな若かった。表紙扉にこんなことを書いた。「履物を脱ぎ床に座る習慣、襖や障子の存在、室内と庭との連続性など、私たちがうっかりすると日本固有のものと考えがちな住様式が、実は隣国韓国にもある。韓国の住居はいまやすさまじいばかりの近代化の波の中で、大きな変容に見舞われている。その変容の過程もこれまた日本と類似しているのである。類似しているからこそ相違が気になり、比較してみたくなる。……」
もう一冊の野村孝文『朝鮮の民家』は確か宮脇檀さんが勧めてくれた本だ。著者が朝鮮の民家をこよなく愛したことがこの本を読むとよく伝わってくる。宮脇さんも朝鮮の民家を愛した人だった。韓国に行くときはいつもこの本をスーツケースに入れて行った。またいつかこの本を携えて韓国の田舎をゆっくり歩いてみたいものだ。

残念なことにどちらもすでに絶版になっていて古本でも手に入れにくい状態のようである。
●ハウジング・スタディ・グループ『韓国現代住居学 マダンとオンドルの住様式』エックスナレッジ、1990
●野村孝文『朝鮮の民家 風土・空間・意匠』学芸出版社、1981


by komachi-memo2 | 2007-01-12 18:26 | BOOKS | Comments(4)

テイカカズラの冠毛

c0042548_2214128.jpg林道を歩きながら鳥の羽を探していると、「あった!」とつい拾ってしまうのがテイカカズラの実だ。細長くて先のとがった堅い実が対になって、そこに絹のような光沢のある冠毛についている。この冠毛が鳥の腹部の羽にそっくりなのだ。
秋には几帳面に畳まれた日傘のようにこの実がいくつも縦に収まって、プレストレスをかけられた鞘が乾燥と共に捩れて割れるのを待っている。テイカカズラの実が鞘に収まっているところを見ると、自然の創造主の見事さにため息が出る。
by komachi-memo2 | 2007-01-08 22:19 | かたちの不思議 | Comments(0)

今年最初の探鳥会は大山林道

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↑アオジ(♀)。林道を歩くと先へ先へとアオジが移動する。夏のハンミョウのよう。冬の「ミチオシエ」。
 新年最初の探鳥会は出遅れて、元さんと私は今日が最初。天気図を見ると北海道の東海上に大きな低気圧があってクモの巣のようだ。葉山の海も時化ている。鳥仲間たちはこの時とばかり城ケ島に行っているのだろうが、ルリビタキやアカウソに会いたい我々は大山林道を今年、最初の探鳥地とした。
 逗葉新道沿いの森戸川は強風でさざ波が立ち、いつもいるカモやセキレイの仲間は1羽も見ることができなかったが、林道では期待したカヤクグリ、ルリビタキ、ウソ、ミソサザイを見ることができた。
・カヤクグリは4ヶ所で見ることができた。山火事標識21で最初の1羽を倒木の上で見る。枯れた花穂を食べながら移動するが、花穂の種類は今は不明。
・ウソは3ヶ所で見る。ダム付近で見たアカウソ♀2,ウソ♀1の群は枯れた葛の芽?を食べ、顔にダニのようなものを付けていた。復路で見た6羽の群れ(アカウソ♂2,アカウソ♀3,ウソ♂1)はウツギの実を食べていた。
・ミソサザイを見たのは2ヶ所、川岸のシダの陰で見つけたミソサザイは、入れ替わりにルリビタキ♀1羽が現れるというおまけが付いた
●日時 1月7日(日)快晴、強風 9時〜14時30分
●場所 長柄交差点〜大山林道(二子山登山口)
●確認した鳥 コサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、イソシギ、キジバト、カワセミ、アオゲラ(v)、コゲラ(v)、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、カヤクグリ、ルリビタキ(♀)、ジョウビタキ(♀)、シロハラ、ツグミ、ウグイス(v)、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、ウソ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、計31種+カモメSP1
by komachi-memo2 | 2007-01-07 23:00 | 探鳥 | Comments(0)

直火式のエスプレッソマシン

c0042548_1043017.jpg自宅でコーヒーをよく飲むのは私だけ。1人でカップ一杯のコーヒーを飲みたいと思う時に重宝しているのが、以前、知人からもらったマキネッタと呼ばれる直火式のエスプレッソマシンである。エスプレッソの語源には「急速」という意味だけでなく、「特別に、あなただけに」という説があるらしい。これのいいところはデミタスカップ2杯ほどのわずかの量のコーヒーでも、また多少日の経った豆でもおいしく淹れられることである。機械式のエスプレッソで淹れるコーヒーのような泡をたてないが僕にはちょうどいい。ネルドリップはネルを湿らせて保存しておくのが面倒だし、ドリップの紙を捨てるのもあまり気持ちのいいものではない。ウォーターポット、豆カップ、サーバーの3つに分解できるが、その構造としくみにいつも関心している。それにしてもコーヒーの淹れかたもいろいろあるものである。ナポリ式というエスプレッソの変型版の構造にも感心する。
by komachi-memo2 | 2007-01-06 10:06 | 道具 | Comments(2)

親父のコーヒーカップ

c0042548_8411236.jpg親父が死んで今年で21年になる。ずいぶん時間が経ってしまったものだ。いくつかの形見を身の回りに置いているが、そのなかで毎日使っているのがコーヒーカップである。コーヒーの好きな人であった。ネルドリップで淹れてくれるコーヒーは彼にしかできないおいしさがあった。そうか、もう21年も使ってきたんだ。これから21年後、きっと僕は生きていないだろう。そうしたらこのコーヒーカップを子どもたちは形見として使ってくれるだろうか。
by komachi-memo2 | 2007-01-05 08:42 | 道具 | Comments(0)