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カテゴリ:気持ちのいい場所( 26 )

戸隠のニホンザル

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午後、鳥の気配が消えた薄曇りの森の中を歩いていると、「あ! サル」と仲間の誰かがつぶやいた。見渡すと周囲に1頭、2頭、4頭と、右も左も行く手にもニホンザルがいる。みんな木々の3〜4mほどの高さの枝の上に上手に腰を落ちつかせている。食後のお休み時間なのだろうか。仲間の毛繕いをしているもの、空を見上げてボーとしているもの、人間と目があっても我関せず、くつろいでいる。
クマザサの上を風が通り、木漏れ日がキラキラと散乱し、黄金色の葉がサラサラと音を立てて乱舞する。言葉のないひととき。一時ではあっても、彼らとこの地球で同じ時間を生きていると感じられる至福。ああ、いいなあ。
by komachi-memo2 | 2016-10-27 19:55 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)

コクサギの花・アケビの花

4月上旬、冬鳥の多くは北に移動し、夏鳥の訪れまでまだ少し間がある。昨日、マイフィールドの林道を歩くと、友人のSさん、Iさん夫妻にばったり出くわした。3人とも桜見の喧噪を避けて静かな林道を好んで歩くのは、私と似ている。「オオルリ、聞きました?」とSさん。「いやまだ」と私。「良かった!」とSさん。オオルリの初認がどちらが早いか、昨年も同じような会話をしたような気がする。ビロードツリアブの飛翔写真を見せてもらい、私は一人林道の奥へ。この時期の林道を歩く楽しみは、週替わりに変化する野草や樹木を見ることだ。林道に入ると、いい香りが一面に漂っている。ミカン科のコクサギのつやつやとした若葉の芳香だ。コクサギの葉を親指と人差し指でこすって鼻に近づけると、バニラのような香りがする。私の林道歩きの密やかな楽しみ。
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コクサギの花
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アケビの花
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日向ではニリンソウが咲き出していた。

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by komachi-memo2 | 2014-04-07 21:39 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)

元旦は荒海

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新年おめでとうございます。昨年はなかなかエントリーできず、開店休業状態が続きましたが、今年は何とか継続してと考えております。反省、反省。今年もよろしくお願いします。
元旦の今日、葉山は南の強風が終日吹いております。昼前に長者が崎にカンムリカイツブリはいるかいなと、見に行ったのですが、この荒れ模様。鳥は何にもいません。朝日に光る荒れた海が美しく、風によろけながら何枚もシャッターを切りました。
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by komachi-memo2 | 2014-01-01 18:11 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)

ホタルカズラ

先日、オオルリを見に上った尾根に、ホタルカズラが咲いていた。ブルーの花は他でも見るが、白花は初めて。
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写真をクリックするとFlickrに移動します。
by komachi-memo2 | 2013-05-02 09:30 | 気持ちのいい場所 | Comments(2)

住まいのポケットパーク

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エコリノベーションの書籍の編集作業が佳境に入っている。事例取材も先週の富田・林邸のマルシェの取材が最後。500平方メートルの敷地に1972年にセキスイハイムのM1のフレームユニットを組合わせてつくられたこの住宅は、度々のリノベーションがくり返され、パテ屋さんと「縁側」というレストランが追加され、大きく育ったコナラやイチョウ、桜に覆われたこの地は、地域に開かれたポケットパークになっている。先週は千葉から女子農家の人たちがやってきて、庭で新鮮な野菜を売り、その野菜を使って、料理研究家の上野万梨子さんがポタージュの試食会もやっていた。家を地域に開くとはこういうことだという見本のような家。富田・林邸のように大きな敷地でなくても、ベンチ一つでも花壇一つでも地域に開かれていき、それが点から線になっていけば、ずいぶん住まいの意識が変わっていくだろうと思う。リノベーションが住まいを変えるだけではなく、私たちの暮らしの意識や町を変えていく力になっていけばいいと思う。
by komachi-memo2 | 2013-05-01 12:02 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)

眺望と活断層

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子産石から長者が崎までの海を見下ろす斜面は葉山・秋谷周辺では一番、海の眺望がきれいな場所で、私のお気に入りの散歩コースです。大島を天気の良い日には間近に見ることができます。ここは地滑りの多発地帯でこれまで古くからある民家の他は、あまり住宅が建てられることのなかった場所です。じつは三浦半島は活断層のとても多い場所で、衣笠断層、北武断層、武山断層という大きな活断層が三浦半島の根元と先っぽをちょん切るように横たわっています。いわば葉山は活断層や地滑り地帯の上にあるような町なのです。これまで家が建たなかった理由には宅地には向かないということで残された緑地や畑地が多く含まれていたはずなのですが、それを全く無視した土地開発と住宅建設が町のあらゆる場所で進行しています。散歩コースにもどこかの建築家が設計した瀟洒な住宅がいくつも建ち、海の眺望を独り占めするようになってきました。大地震が来て、人災が起こらないことを祈るばかりです。
by komachi-memo2 | 2011-03-08 11:40 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)

今年初めてのタチツボスミレ

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昨年11月に国立に住む母が不調になって以来、介護と仕事の板挟みでBLOGをお休みしていました。母は86歳、気丈で一人暮らしをしてきましたが、やはり歳には勝てません。弟と交代で介護に通う日々を続けています。人は壊れるときには一気に壊れていくようで、いったい来週はどうなるのだろうと思う時期もありましたが、ようやく安定してきました。BLOGもポツポツ再開です。仕事の合間、一息入れようと、カメラを持って外に出ました。クヌギやコナラの落ち葉を踏んで尾根道を登ること5分、もしやと思いましたが、やはり咲いていました。今年初めて見るタチツボスミレです。
by komachi-memo2 | 2011-02-02 19:14 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)

ニリンソウ

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春の野草の花が次々に咲くこの時期、家の近所で一番目にするのがニリンソウだ。少し湿り気のある道の脇の斜面や林縁の木陰で白い花を目にする。一昨日、山歩きの帰路に葉山の水源地でニリンソウの大きな群落を見た。フェンスで囲われていて人が踏み込まないためだろう。一つの株から白い花が2輪か3輪咲く。一つが花びらを広げていてももう一輪は自分の開花の番を待っているかのように花の開花は微妙に時期がずれている。木陰で風を感じながらニリンソウを見ていると、山歩きの疲れも癒される。
by komachi-memo2 | 2010-04-13 10:05 | 気持ちのいい場所 | Comments(2)

誰もいない源流

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週末に下山川の源流を歩きました。流れに沿って人の踏み分けた道はあるにはあるのですが、最近は使われず藪こぎをしなければなりませんし、橋は朽ちて壊れたままです。ですから半日、遡行しても誰とも出会うことがありません。今時、家から歩いていけるところで、こんな贅沢な時間を過ごすことができる場所は、私が住む葉山でもめったにありません。川の中をザブザブと歩いていくと、川のせせらぎの他に聞こえるのはメジロ、ウグイスやオオルリの囀り、トンボの羽音。足下から驚いて何匹ものヤマアカガエルが次々に飛び出してきます。春一番に田んぼに卵を産み付けるヤマアカガエルはこの時期、渓流で見ることができます。砂防ダムの上で昼食を摂っていると、向かいの崖の枯れ木にミサゴが止まっていることに気がつきました。「そのう」のあたりがふっくらふくらんでいます。今、食事を終えたばかり。ミサゴは捕らえた魚をかなり遠くまで運んで食べます。見晴らしのいい枯れ木は、きっと奴のお気に入りの食事の場所なのでしょう。できれば奴の食事中にいっしょに食べたかったと思いました。
by komachi-memo2 | 2009-06-25 10:08 | 気持ちのいい場所 | Comments(1)

週末の観音崎散歩

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週末にシンさん、アナザー・ヒロシさんと観音崎を散歩する。桜が満開、磯にはゆらゆらとヒジキが茂り、アカや黄色のテングサがきれいだ。ヤブツバキの繁茂する階段を上って灯台まで散歩。その後、横須賀美術館の常設展をブラブラ見る。若林奮の展覧会は終わっていたが、美術館が収蔵する大正・昭和の絵画に共通するポエジーがあるね、などと雑談していると、案の定、コレクションは朝井閑右衛門が収蔵していたものがコアになっているということだった。展覧会は同歩調で見ずに、好きな物を見つけてその前で居すわるほうなので、他人を気にせずにいつも一人で見に行くが、二人とは歩調が合う。目の前の東京湾と一体化した山本理顕の空間構成は気持ちいい。湾内を貨物船や小さな漁船が絶えず行き交い、房総半島が手に届くほど近い。いつも見ている葉山の海の景色とはずいぶん異なり、新鮮だった。バスで横須賀中央に出て、シコイワシを肴に焼酎を飲む。気が付くと、ずいぶんと時間が経っていた。
by komachi-memo2 | 2008-03-31 11:02 | 気持ちのいい場所 | Comments(0)