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カテゴリ:探鳥( 293 )

林道のカヤクグリ

ガードレールの脇からチリリリと鳥の声がした。林道から3メートルほど下がった地面には倒木が転がり、枯れ葉で覆われている。倒木の上でじっとしていたのはカヤクグリ。あれ、動くものがいる。双眼鏡で確認すると3羽。マイフィールドでも時々見かけるカヤクグリだが、群を見たのは初めてだ。イワヒバリの仲間で、高山帯に生息するが、冬の間は里にも下りてくる。地味な小鳥が好きだ。正確に言うと地味な小鳥の美しさが好きだ。カヤクグリもその1種。
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by komachi-memo2 | 2017-01-23 12:00 | 探鳥 | Comments(0)

ベニマシコとフサザクラ

昨日、 2週間ぶりに歩いた林道。鳥の影が薄いのは風のせいだろうか。くねくね曲がる林道を時折突風が襲う。わびしくうなだれたヌルデの果実の上に、時折ツグミやジョウビタキを観るのみ。林道を折り返してまもなく、最初のベニマシコに出会う。オスの第一回冬羽だろう。羽根の配色が美しい。食べていたのは残り少なくなったフサザクラの種子。しばらく歩いて、今度はベニマシコ♂成鳥と♀のペアに出会う。背景に引きがないので、しばらく待っていると、近くのフサザクラに移動して、種子を食べ始めた。もうしばらく経てば花芽も膨らむ。今度はウソがそれを目当てに林道に下りてくるだろう。
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by komachi-memo2 | 2017-01-22 12:26 | 探鳥 | Comments(0)

ルリビタキの羽根の色

青い鳥を間近で見たいと念じて、林道を歩いていると15メートルほどの距離のところに突然、ルリビタキが降り立った。背をかがめてじっとしていると、採餌をしながらドンドン近づいてくるではないか。あわてて後ずさりしながらレリーズを繰り返す。イケメンの雄だ。まだ雨覆のブルーが完全なブルーになっていないから生まれて2年目か3年目だろう。ルリビタキの雄若と雌の識別は難しい。下の写真の個体は林道を歩き出して最初に見たルリビタキ。こちらはすぐに飛んでいってしまったので、このアングルの写真しか撮れなかった。さて、雌だろうか、雄の若だろうか。私には識別できない。
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by komachi-memo2 | 2017-01-17 11:15 | 探鳥 | Comments(0)

Photo Book「四季の鳥 Bird Diary2016」をつくってみた

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野鳥観察と並行して写真を撮りだして10年近くになる。2014年1月にそれまで野鳥や昆虫を撮っていたフォーサーズマウントのシステムを全部処分して、NIKKOR300mmf2.8DⅡを手に入れた。このレンズは2001年から4年間生産されたVR無しのオールド・サンニッパであるが、その写りの鮮鋭さとボケの美しさに魅了され、自分の腕が一段上がったように錯覚した。それ以来、大口径の大型レンズを野鳥撮影に使うようになった。昨年秋からはD500にAF-S NIKKOR500mmf4E FL ED VRとTC-14EⅢを使って撮影している。
 探鳥に行くたびに撮影した写真をこのBLOG にエントリーしたり、FaceBook、Flickrに掲載してきたが、ほとんどの写真は冷たいハードディスクの中で眠り続けている。カメラがデジタルに代わって写真を撮影するほとんどの人が私と同じような状態なのではなかろうか。
 気に入った写真を大きくプリントすることも考えた。そのためにはプリンターを新たに購入し、高価なインクや紙もかなり使うことになりそうだ。それに、それが写真の最終形とは私には思えなかった。書籍や雑誌の編集を仕事としてきた私にとって、最終形はやはり紙の本にすることだった(私は古い人間なのだ)。「そうだ、毎年1冊、BIrd Diaryの形にまとめていこう」 そう考えたのは昨年の12月。頁の構成は素直に撮影順に写真を並べ、最後に1年間の観察記録の概要を載せる。観察記録は備忘録も兼ねている。本の形にしてみると、一枚一枚の写真の時には気が付かなかったことにも気付くようになった。
 いくつものphoto bookの中から今回選んだのは、アスカネットという会社のMy Bookというもの。ハードカバー、100頁、186×186mmという規格で、価格は送料込みで1万円ちょっと。My Bookはサイズもページ数もバリエーションが豊富である。My Book Editorというソフトをホームページから自分のコンピュータにダウンロードし、このソフトの上で編集作業を行い、完成したらこのソフトから直接発注することができる。
 このソフトを使ってみて、一番ストレスが溜まったのが、文字編集機能の貧弱さ。基本的に写真のキャプションを入れる程度にしか文字機能を想定していない作りである。すでにある文章をコピペしようとすると、長〜い1行になってしまう。直に打ち込み直すしか方法がない。字組の機能がないから文字組がきたない。ノンブルをふる機能もない。文字を多く使えば、文字校正の必要があるが、プリント機能がないので、画面上で何度も確認するしかない。文字機能がもう少し充実してくれれば、このphoto bookを使う道がもっと広がり、仕事上でも例えばプロジェクトごとの記録などに使えるのに残念である。願わくは今年暮れまでに文字編集機能を上げてくれい。
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by komachi-memo2 | 2017-01-16 17:10 | 探鳥 | Comments(0)

林道のベニマシコ

週末、県内の林道を歩いた。野鳥の種数は少ないが、ベニマシコがかなりの確率で見られる場所で、ここ数年、冬から春にかけて数度は訪れている。3キロほど歩いたとき、林道脇に下りて採餌するベニマシコを見つけた。採餌に夢中で、観察者が音を立てなければ割と近くで観察することができる。雪が今にも降りそうな林道で、ダルマさんのようにふくらんでいた。
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追伸  下の写真のベニマシコを♀だと思っていましたが、Blogを見てくれたベテランバーダーの気まぐれ探検隊隊長さんから雄第1回冬羽だと教えていただきました。上嘴の付け根が赤いこと、胸部分がうっすらとピンク色をしていて、12月16日にエントリーした蕪栗沼のベニマシコ♀と明らかに異なります。そのため当初の文章を少し変更しました。気まぐれ探検隊隊長さん、ご指摘感謝です。
by komachi-memo2 | 2017-01-16 10:32 | 探鳥 | Comments(0)

三浦半島のキョウジョシギ

週の初めに見たキョウジョシギ。海に沈む夕日を見ようと、堤防に上がると、岩場に5、6羽がいました。波を避けながら甲殻類を探していたのでしょう。
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by komachi-memo2 | 2017-01-12 14:31 | 探鳥 | Comments(0)

新年最初の探鳥はクビワキンクロとコミミズク

 年末・年始を体調不良で鬱々と過ごした私に、birder仲間からお誘いの電話が入ったのは体が回復した4日。「クビワキンクロ♀を午前中に探して、その後チフチャフのリベンジ、締めはコミミズク。どうです、行きませんか?」「行きます!」二つ返事で了解し、6日早朝、辻堂駅で私をピックアップしてくれたワゴン車に乗り込む。今回車を出してくれたご夫婦は、老犬を連れて北海道でも九州でも2週間の車内泊の鳥見旅行を毎年敢行している強者である。
 9時半頃、クビワキンクロがいるという沼に着く。思ったよりずっと小さい沼だ。地元のカメラマン数人が沼にレンズを向けているが、ミサゴを待っている様子で、クビワキンクロには関心がないらしい。という私も、誘いを受けたとき、「あれ? クビワキンクロってどんなカモだったかな」と、にわか勉強をした次第。頭の形に特徴があり、白いアイリングと目尻に白斑がある。ベテランbirderの中には上野不忍池に20年ほど前に出現したこの珍鳥を記憶されている方もおられるが、私はもちろんまだ見たことがない。しばらくして「あ、いた、いた」とSさんが(またしても先に)見つける。いつも先を越されて悔しい私は自力で探す。夜行性のカモはだいたい昼間は頭を曲げて寝ていることが多い。頭部以外、キンクロハジロ♀とほとんど見分けが付かないクビワキンクロではあったが、それでも白いアイリングを見つけることができた。1時間ほどの滞在の間、顔を上げてくれたのは2度ほど。その後、アメリカヒドリを見つけるというおまけを付けて、最初の目的地を離れた。
 渡良瀬遊水池に着いたのは正午を過ぎた頃。幸いにして風がない。谷中湖ではカワアイサ、ミコアイサ、ハジロカイツブリが青く空を映した湖面に浮いて美しい。昨年暮に訪れたときは風が強く、見た小鳥の種数は少なかった。灌木に沿って小鳥を探してゆっくり歩くと、ベニマシコやシメがいる。ところが、チフチャフは出てこない。どうやら午前中に現れたようだった。チフチャフを諦めきれないSさんをピックアップしてコミミズクのポイントに到着したのは午後3時半を過ぎた頃。到着してすぐに、堤の斜面をなめるように低空で近づいてくるコミミズクを見つけ、シャッターを切る。この日、現れたコミミズクは2羽で、そのうちの1羽が何度も杭に止まり、また滑空を繰り返し、日が暮れるまで我々と遊んでくれた。日があるうちに出現してくれたので、撮影はしやすかった。
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by komachi-memo2 | 2017-01-08 12:27 | 探鳥 | Comments(0)

化女沼・蕪栗沼のベニマシコ

伊豆沼遠征の二日目は朝から雪。化女沼で今期初のベニマシコにお目にかかれた。最初に現れたのはメス。そしてほぼ同じ場所にオスが次に現れた。静かに降る雪のなかで出会えるとはラッキー! 蕪栗沼に探索場所を移す頃には雪は止んでいた。疎林のなかでカサコソ音がする。ベニマシコがセイタカアワダチソウの実を近くで食べている。手前の草枝が邪魔してくれたお陰で、わりと近くで見ることができた。
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by komachi-memo2 | 2016-12-16 16:48 | 探鳥 | Comments(0)

ガンの塒入り@蕪栗沼

夕刻、ガンたちの塒入りを見ようと蕪栗沼を見下ろす堤に立つと、風が体温をどんどん奪っていく。夕日が沈む辺りの雲は動かずにいる。今日は期待していた夕日は望めない。東には見渡す限り冬枯れた田んぼが続き、そのかなたに青く山の端が横たわり、空が薄紅に染まっている。双眼鏡をのぞくと、その空からわき出すかのように幾筋ものガンの群がズンズンとこちらに向かってくる。月は東の空高く、明るさを増し、私は通り過ぎていくガンの群を何度もレリーズする。夕日を雲で隠した蕪栗沼は黒々と、その上を数万羽のガンたちが鳴き交わしながら渦を巻くように飛び交う。まるで沼全体が沸騰しているかのようだ。
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by komachi-memo2 | 2016-12-15 15:57 | 探鳥 | Comments(0)

マガンの群のなかにカリガネを探す

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行きたいと思っていると自然と仲間は集まるもののようで、いつものBirder仲間5人で伊豆沼周辺を1泊2日で遠征した。8年ぶりである。新幹線でくりこま高原まで行き、駅前でレンタカーを借りる。初日にマガンの他にシジュウカラガン、カリガネ、ハクガン、ヒシクイの基本5種を見ておけば、2日目はゆっくりできると、同行の誰かさんが言ったが、そうは問屋が卸さなかった。初日に探せたのはシジュウカラガンだけだった。
 2日目は朝、5時にホテルのロビーに全員集合したが、伊豆沼で今季最初の雪が車のライトに照らされて見える。これではマガンの朝発ちも拝めないと各自部屋に戻り、2度寝。7時過ぎ、完全防寒着の下にホカロンを何カ所も貼った5人は車に乗り込んだ。化女沼周辺をシジュウカラガンの群を探して回るが、見つからず。その後、蕪栗沼周辺の田んぼをカリガネを探して回る。
 マガンの群は非常に神経質で、車で200mも近づけば、群の何羽かは首を伸ばして警戒しだす。さらに近づけば群全体が首を上げ、風上に体を向け、離陸準備体勢に入ってしまう。そうなると車から出ることもできない。その手前で車を止め、三脚を伸ばし、カリガネがいないかプロミナーで1羽1羽チェックしていくのだが、群の多くは採餌中か頭を丸めて休んでいて、判別がしにくい。幸運なことに蕪栗沼で顔見知りのbirderに偶然会い、2時間前にカリガネを見たというポイントを教えてもらうことができた。しかし、その範囲が広すぎて見つけることができない。これだけ多くのマガンの群を探しても見つけられないのは、自分にカリガネの識別能力がないのかもと少々疑心暗鬼になり気持ちが折れかけたとき、Eさんから「あ!いた!」の声が発せられた。頭頂近くまで至る白、アイリング、嘴の形、カリガネに間違いない。マガンの中にも個体差があり、アイリングのある個体もいる。嘴の色の違いや体の大きさは図鑑で解説されているほどには実際は区別がつかない。いくつもの識別ポイントが揃って全体としてカリガネとわかる。1羽見つかると、次々に「あそこにも」「あそこにも」と見つかった。蕪栗沼での塒入りを見に戻る時間の直前になって、ようやく1群のマガンの中にカリガネ数羽を見つけることができた。他のマガンの群のなかには1羽も見つけることができなかった。いったい何羽のマガンを見たことになるのだろう。プロミナーを見ることで夢中になり、とうとうカリガネの写真を一枚も撮らなかった。嗚呼、なんたることだ!
by komachi-memo2 | 2016-12-13 18:39 | 探鳥 | Comments(2)