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メジロの巣とセンショウグモの卵嚢

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林道沿いでメジロの巣を、渓流沿いでキセキレイの巣を拾う。メジロの巣はしっかりとしているが、キセキレイの巣はかなりグズグスだ。枝の股にお椀を置くようにつくるメジロと、しっかりとした斜面のくぼみに産座を広げるキセキレイの巣では要求される強度は違う。メジロの巣は内側をシュロの繊維をじょうずに巻いて使い、その他に枯れ草、落ち葉、動物の毛、鳥の羽、杉や桧の皮、コケが使われていた。キセキレイの巣も落ち葉、コケ、枯れ草、動物の毛、枯れ枝、ヒモ、杉の葉など、メジロと似たものが使われていた。強度の差はどこにあるのだろう。メジロの巣の外側に壊れたセンショウグモの卵嚢がいくつも付いている。ルーペで見ると、巣の外側はクモの糸でぐるぐる巻きに補強されている。クモの巣をくわえてきてもこんなにきれいには巻けないだろう。とすると、卵嚢からクモの糸を紡いで巣の強度をつくっていたことになる。たいしたものだ。いつかその造巣のようすを見てみたい。
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↑メジロの巣
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↑キセキレイの巣
Commented by koike at 2008-08-26 09:12 x
わたしの事務所の前に湖があって、小さな林があります。目を凝らしてみていると、鳥がずいぶんと飛び交っていて、しかもよくみていると、結構、種類が多いのです。カラスとか雀とかばかりと思っていたら(カラスが目立ちはします)、案外といるものですね。このブログをみていて、どこからこんな巣をみつけてきたのだろう、と思うことがありますが、よく観察すれば、ここの林にもあるのだと思うようになりました。散歩しながら、意識的にみてみることにします。
Commented by komachi at 2008-08-26 19:40 x
事務所の前が湖なんて最高ですね。シギやチドリの仲間はいませんか? 一年通して記録しながら観察していると、小動物の暦ができますよ。
by komachi-memo2 | 2008-08-25 20:08 | 探鳥 | Comments(2)