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憂鬱な江奈湾

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↑強風のなか長津呂の岩礁に飛来したチュウシャクシギ
今週の日曜日、城ヶ島の海は荒れていた。何か出そうな予感がしていた。荒れると喜ぶマッドな人たちに混じって、朝7時からプロミナーを海上に向けていた。海鳥が海岸寄りに飛んでくれるからだ。突然、グループのリーダーの一人宮脇さんが叫ぶ。「でかい、でかい。アホウだ」。緊張が走り、既に来ていた数人がプロミナーで海上を探す。「第1の杭と第2の杭の間!」元さんはしっかり見つけ、柴田さんのプロミナーも数秒捕獲したが、私は発見できなかった。思ったよりもずっと近い距離を飛んだようだ。三鳥連が長津呂でアホウドリを確認した2回目である。今回は複数人が確認しているからこれが神奈川で陸上からアホウドリを確認した正式な初記録となるのだろう。この日は、数え切れないオオミズナギドリの群れに混じってハイイロミズナギドリとハシボソミズナギドリが近くを飛び、2種の識別ポイントが少し理解できたことが私にとって収穫だった。海鳥に強くなるには長津呂に通ってベテランの側で観察を重ねるしかない。午後、メンバーの車に乗せてもらって、毘沙門湾と江奈湾に寄った。毘沙門湾でメダイチドリ30羽ほど、他にコチドリ、チュウシャクシギ、ヒドリガモを見て、江奈湾に行くが、潮が引いているというのに鳥が何もいない。江奈湾を目当てに来た他の探鳥会のグループも唖然としている。干潟は砂の色ではなく、畑の土砂が干潟に流入し、土色をしている。昨年よりもさらに酷い。これでは鳥たちの食料であるゴカイやカニも生きていくことができないだろう。昨年見たクイナはどうしているのだろう。神奈川に残るほとんど唯一の干潟が絶滅に瀕している。憂鬱な江奈湾。何とかならないものか。
by komachi-memo2 | 2007-04-28 18:25 | 探鳥 | Comments(0)