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デジビノで飛びもの撮影の練習

デジビノで飛びもの撮影の練習_c0042548_9541718.gif←わが家のデジビノ試作第1号
野鳥撮影でいちばん厄介なのは飛んでいる鳥だ。雲台に据え付けたプロミナーに小型のデジカメを付けて、モニターを見ながら動く鳥を追いかけるのは難しい。真上を飛ぶ鳥ともなればほとんど不可能だ。一眼デジカメに400ミリ以上の長玉を付けて撮るとなると、重量もコストもかさばる。プロミナーを持たずに鳥見に出たとき、双眼鏡の接眼レンズの一方に小型デジカメを押し付けて撮ることがあったが、それでも記録程度には撮れる。
双眼鏡とマニュアルフォーカス可能なデジカメを使った飛びもの撮影方法を紹介したウェブを見つけた(佐藤信俊のWEBフォトギャラリー撮影日記「つばめさんを撮影してみよう!050427)だ。ウェブには飛びもののうちでも超難関のイワツバメやヒメアマツバメがピントばっちり写り、「すぐそばを飛ぶツバメさんも慣れれば撮れるようになります。逆に一眼レフだとかなり難しいです」と書かれていた。
うん、これはいい! ジグにデジカメと双眼鏡を固定し、あらかじめ双眼鏡とデジカメのピントを合わせておき、撮影の時はデジカメをマニュアルフォーカスに固定、双眼鏡の一方の接眼レンズをのぞきながら双眼鏡のピントだけで撮影するのである。長所は2つある。まず機動性が抜群である。第2に一眼レフで撮影するように、接眼レンズを覗きながら撮影できる。デジカメ+ビノキュラーでデジビノだ。
早速、余っていた本箱の棚板を利用して固定ジグをつくってみた。棚板とカメラはネジ止め。棚板にすべり止めのゴムを貼って、双眼鏡とはマジックテープで固定する。ミサゴやノスリで練習しながらジグと撮影の精度をあげ、来秋のサシバ到来に備えるとしよう。
by komachi-memo2 | 2006-12-18 09:59 | 探鳥 | Comments(0)