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ハシボソミズナギドリの大量死

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ハシボソミズナギドリという海鳥がいる。南半球で繁殖し、太平洋沿岸を時計回りに回遊し、ちょうど5、6月の今頃、日本の沿岸を通る。この鳥の大量死が神奈川県下だけでなく、千葉県でも報告されている。私はニュースを見ていないが、鴨川から銚子の間で1000羽以上が打ち上がったという。時化による餓死という可能性が極めて高いようだ。昨日、三浦半島渡り鳥連絡会のベテランバーダーMさん、Aさんたちに混じって野比海岸約2.5キロを歩いた。数十メートル歩くごとに2羽、3羽とハシボソミズナギドリの死体が砂浜に漂着している。あるものはほとんど無傷で、あるものはカラスか何かに内臓を食べられた姿で。頭骨がすでに白骨化したものもあったが、ほとんどは死んでそれほど経っていない。我々がメジャーやノギスを使って計測していているのを見て、海岸を散歩している人が話しかけてくる。この間は、こんな数ではなかったという人。生きていた鳥もいたという人。ハシボソミズナギドリに混じってハイイロミズナギドリが2羽死んでいた。ベテランバーダーでも飛んでいるこの2種を識別するのは至難の業だが、屍体を並べてみると、違いがよくわかる。ハイイロのほうが嘴が長く、翼下面の白さがずいぶんと白い。元さんは2種の区別の根拠となる小雨覆の羽をちゃっかりゲットしてご満悦だった。それにしても日本全国でどれほどの死体が打ち上がったのだろうか。
●日時 6月3日 14時〜17時30分
●場所 野比海岸(千駄ヶ崎〜野比川河口)
●漂着した鳥 
ハシボソミズナギドリ 104羽
ハイイロミズナギドリ 2羽
オオミズナギドリ 1羽
カワウ 1羽
計108羽
by komachi-memo2 | 2006-06-04 19:11 | 探鳥 | Comments(0)