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銚子・波崎カモメ遠出探鳥会

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↑ハシジロアビ(鹿島灘漁港内)

 「一度で起きなかったら置いていくよ」何度かの脅しが効いて、26日の朝、寝坊助の元さんもさすがに朝5時に起きた。待ちに待った日本野鳥の会神奈川支部のバス探鳥会の日。入会して2年、初めての遠出である。目的はカモメ探鳥。なのに外は天気予報通り雨が降っている。横浜の集合場所に行くと、30人以上の会員が集まっている。中に二子山でお見かけする顔もちらほら。うーん、ベテランはこの程度の雨などものともしないのか、たのもしい。バスは潮来まで北上し、そこから鹿島灘、波崎、銚子と南下するコース。
 「ちょっとヤバくない?」元さんのこの口癖がこの日は連発した。元さんの「ヤバい」=「very good」。なにせこの日だけで新たにライフリストを7種も追加できたのだから。
 最初に訪れた鹿島灘漁港の港内でハシジロアビを発見。沖に生息するこの鳥を間近で観察できるチャンスはめったにないということだ。このハシジロアビ、人間に興味があるのか、ゆっくり近づいてくるではないか。最後は数メートルのところまで。象牙色の嘴と大きな頭部、体長は80センチほど。冬羽は灰茶色。時々頭だけ水中に入れる仕草をする。後ろ姿は海に浮かんだお供え餅のようで、カエルのようにかなり後ろにピンクの足が付いている。しばらく人間の近くにいて、あわてずにゆっくり遠ざかる姿を見て、野生の生き物と間近で相対したときに共通して感じる何か厳粛な気持ちをしばし味わう。沖で潜水している時間を計ってみると1分近くあった。
 ハシジロアビ以外に初めて見た種は、鹿島灘漁港でハシジロアビの遠方にハジロカイツブリ6羽。赤い虹彩が遠目でもわかった。羽崎海水浴場でミヤコドリ6羽。波崎漁港でシロカモメ、アイスランドカモメ。銚子漁港でフルマカモメ、ミツユビカモメ。
 ウミネコ、セグロカモメ、ユリカモメ程度の区別しか自信のない私には今回の探鳥会はカモメ探鳥の奥深さを知るいい機会になった。カモメ基本8種と言われる、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ユリカモメ、ミツユビカモメ、シロカモメ、ワシカモメに出会うことができ、識別のポイントもその難しさも同時に知ることができた。おちょこになった傘を何度も立て直し、双眼鏡もプロミナーもずぶ濡れになりながらの探鳥会であったが、結果は41種を観察できた。天気のいい条件であったらハシジロアビにもフルマカモメにも間近で出会うことができなかったであろう。
●日時 2月26日
●天気 雨
●確認した鳥 カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、トビ、オオバン、ミヤコドリ、ユリカモメ、ミツユビカモメ、カモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシジロアビ、フルマカモメ、キジ、オナガガモ、アイスランドカモメ、ヒヨドリ(計41種)
by komachi-memo2 | 2006-03-01 09:24 | 探鳥 | Comments(0)