komachi memo2

komachi203.exblog.jp

電線に連なる鳥……九州探鳥3

 早朝、諫早湾周辺の田園地帯を車で回っていると、田んぼから突然黒い群が湧き上がり、道路沿いの電線は瞬く間に鳥に占領された。アトリの大群だ。
 島崎藤村の小説『夜明け前』には吉左衛門と金兵衛の会話のなかに木曽の大平村では毎日3千羽ものアトリが鳥網にかかり、アトリ30羽と茶漬け3杯を食べれば褒美にもう30羽をもらえるという話が出てくるが、こうした光景を見ると、維新前後の小説の内容にも少しリアリティを感じることができるようになる。
 今回の九州探鳥旅行では電線に連なる鳥をたくさん見た。鹿児島県出水市で見たニュウナイスズメ、ミヤマガラスとコクマルガラス、ホシムクドリ。私が住む町ではもうほとんど見られない光景で、とても印象に残った。
c0042548_14471093.jpg
c0042548_14472178.jpg
c0042548_14474937.jpg
c0042548_14480255.jpg





by komachi-memo2 | 2017-12-16 19:11 | 探鳥 | Comments(0)