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大授搦に行く……九州探鳥1

 12月8〜10日、九州にバーダー仲間4人で出かけた。長崎に向かう飛行機の中で、最初の探鳥地をどこにしようかと相談する。どうやら天気が悪く、風も強い予報なのだ。ヨシ原の鳥は出にくいだろうと判断し、長崎県諫早湾周辺を後回しにして佐賀県の大授搦に行くことにした。長崎空港からレンタカーで2時間ほど、現地に着いたのは正午前。左右2キロ、現前に見渡す限りの干潟が広がっている。ああ、日本に残された最大のシギチ飛来地についに訪れることができた。
 関東地方では珍しいズグロカモメがそこら中に飛んでいる。向かい風に大きな嘴を隠して休んでいた10羽のクロツラヘラサギがいっせいに飛び、場所を移動する。30羽ほどのダイシャクシギの群。その沖、渚がまぶしく輝いている辺りにはツクシガモが見える。干潟に細長く線をなしてハマシギの大群が寝ている。プロミナーを覗くと、シロチドリ、ダイゼン、ミヤコドリ、メダイチドリ、アオアシシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギが次々に見つかる。それにしてもすごい数だ。
 この日の満潮時間は12:41。潮が悪く干満の差が5m未満で、おそろしく遠浅な大授搦ではシギチは私たちの近くまで寄ってくれなかった。しかも強風にミゾレ混じりの天気。それでも雲仙普賢岳を遠くに望む雄大な干潟で見る圧倒的な数のシギチに、いつまでも飽きることはなかった。
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クロツラヘラサギ。飛翔すると幼鳥は初列風切羽に黒色部があるので成鳥と区別できる。

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ダイシャクシギ

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ツクシガモ

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ズグロカモメ


by komachi-memo2 | 2017-12-15 13:28 | 探鳥 | Comments(0)