komachi memo2

komachi203.exblog.jp

ミユビシギ 夏羽から冬羽へ

c0042548_14031202.jpg
c0042548_14033840.jpg
 
遠くの波打ち際に目を向けると、悠然とくつろぐウミネコたちの間をせわしげに動き回るミユビシギの群を見つけた。ほとんどのミユビシギは夏羽から新しい冬羽に換羽し、白っぽい冬の装束に衣替えをしていたが、中にはくたびれた夏羽のまま少しだけ肩羽辺りに冬羽が混じる個体もいた。
 ミユビシギの群は泥砂と潮が混じった干潟のスープに嘴を漬けて、一時も休まずに餌採りをしているのだが、何を食べているのか肉眼ではまったくわからない。干潟の泥の中の微生物とミユビシギのような小型のシギの胃の内容物の同定から小型のシギが食べているのはどうやらバイオフィルムだということが最近の研究からわかってきたらしい。波打ち際を一目散に人よりも速く走るエネルギーの源が、いわば台所の流しのヌメリのようなものだとは、神様は本当にすばらしい生きものをつくったものだ。


c0042548_14033016.jpg


by komachi-memo2 | 2017-09-07 18:00 | 探鳥 | Comments(0)