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ミユビシギ、ダイゼン@三番瀬

三番瀬にミユビシギやダイゼンが小集団をつくっている。どの個体もこの時期、夏羽から冬羽への換羽の途中だが、個体によってかなり差がある。この差はどこからくるのだろうか。サシバやハチクマに発信器を付けて渡りを調べた研究者の報告によると、彼らは繁殖地と越冬地をまるで何丁目何番地と自分の住所を行き来するかのように正確に移動しているという。これはおそらくタカ類に限ることではないのだろう。毎年、春と秋、北半球と南半球を移動するシギチたちも個々の個体はかなり限定した場所の間を移動しているのではないか。だとすると、同種のシギチであっても個々に移動距離とルートはかなり異なるはずだ。換羽の時期が遠距離の移動に不利であるのは、換羽の時期のボロボロのトビの姿を見ればわかる。それぞれの個体は移動する距離とルートに合わせて、長旅に支障がないように換羽の時期がプログラミングされているはずである。三番瀬で見る換羽の状態が違うシギチの小集団はそれぞれの故郷の違いを示しているのだろう。彼らにとって、三番瀬は一期一会の場所なのだろう。
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ミユビシギ
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ダイゼン
by komachi-memo2 | 2015-09-16 22:45 | 探鳥 | Comments(0)