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鳥たちの共同浴場

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最初にやってきたのはキビタキ♂
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ウグイスがヒガラに順番を守れとどなっているような。

富士の裾野である梨ヶ原(北富士演習場)は火山灰地で、降った雨はすぐに地中にしみ込んでしまう。東京ドーム1000個分はあると言われる広大な敷地に川と呼べるものはなく、戦車のつくった轍にわずかに残る雨水は、ここに生きる動物たちにとっての生命線である。
正午過ぎ、水を残した轍から10メートルほど離れたところに車を止め、車内から静かに2時間ほど観察する。鳥たちは最初、水場から少し離れた樹木の枝にやってきてようすを伺い、少し低い枝に移り、意を決して地面に降りてくる。そして、水場に来ると水浴びを始める。最初にやってきたのはキビタキ♂。次にアオジ。その後に来た鳥の種類を順にあげれば、ウグイス、シジュウカラ、ホオアカ、コガラ、カワラヒワ、ヒガラ、ホオジロ、メジロ、コサメビタキ、キビタキ♀、ヒヨドリ。来るわ来るわ。あーさっぱりしたと、一羽が水から上がると、次の野鳥が入ってくる。まさに共同浴場。この日、水場の近くまで来て、ついに入らなかったのは、ノビタキ、イカル、コゲラだった。コゲラの水浴びを見たかった。

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ついにやってきたイカル。でも水浴びせずに森のなかに。
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ホオアカ。草原の鳥も森林の鳥も水場にやってきた。
by komachi-memo2 | 2015-06-10 20:52 | 探鳥 | Comments(0)