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奥日光探鳥

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連休初日、鳥見仲間3人と奥日光に行く。朝、3時半、自宅まで迎えに来てくれたSさんの車で出発、途中で、二人をピックアップして中禅寺湖に着いたのは7時半。中禅寺湖で車を降り、湖上の鳥を探す。最初に目に入ったのはホオジロガモ、他にホシハジロ、オオバン、ハジロカイツブリ。赤沼の駐車場に車を止める。湯ノ湖から中禅寺湖まで流れる湯川に沿って木道の自然研究路が、戦場ヶ原を横断するように整備されていて、その研究路に沿って、鳥見開始。開始直後、森林帯でオオアカゲラを観察。ほかにカケス。すでに葉を落としたカラマツの樹冠に残った球果をコガラが盛んに啄んでいる。ゴジュウカラがどんどん枝を登っていく。
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戦場ヶ原は紅葉が終わり、広大な枯れ野の向こうに男体山がそびえ、その間をカラマツとシラカバがいくつもの色の層をなしている。風もなく、枯れ野に日が射して、木道の下は所々氷が張っているが、暖かく感じられ、気持ちがいい。しかし、戦場ヶ原には鳥がさっぱりいない。時期がすこし遅すぎたのだろうか。湯川にはマガモのペアがあちこちにいる。川岸や川に横たわる苔むした倒木のあたりに双眼鏡を、向けながら歩くと、カワガラスを見る。
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湯滝付近の沢でSさんがアオシギを発見。日陰で動かないアオシギを発見するのは難しい。さすがSさんだ。アオシギを見るのは今回が初めてである。タシギに比べると確かに雨覆や嘴の青みが強い。
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アオシギを観察中に、ミソサザイが飛び出した。マイフィールドでも声を聞くことは珍しくないが、なかなか姿を見せてくれない。今回は幸運にも写真に撮れた。
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帰路、逆川沿いにすこし歩いたところで、今回見たかったベニマシコにようやく出会えた。同じエリアでウソも。
三本松付近で10数頭のニホンザルの群を見る。木に登り、実を採って食べている。路上には樹皮を剥かれ、鮮やかな黄色をした小枝が散乱している。彼らが食べていたのはキハダの実のようだ。光徳あたりから路上にたくさん落ちていた糞は彼らの落とし物だとわかった。
戦場ヶ原往復、帰りは迂回路、三脚、プロミナー、望遠レンズを担いで、ずいぶん歩いた。みんな健脚だが、結構疲れた。佐野インターで佐野ラーメンを食べながら鳥合わせ。帰宅時間:21時半頃。


●歩いたコース 赤沼……戦場ヶ原(自然研究路)……湯滝……戦場ヶ原……光徳入口……逆川……三本松……赤沼
●出た鳥 ホオジロガモ、オオバン、ホシハジロ、ハジロカイツブリ、カワウ、トビ、ゴジュウカラ、オオアカゲラ、アカゲラ、カケス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、マガモ、アオシギ、カワガラス、ミソサザイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ウソ、ベニマシコ、カシラダカ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。26種。
●機材 D7100+タムロン150-600ミリ。一日持ち歩いたのは今回が初めて。これまで使ってきたニコンの300mmf4と余り重さの差を感じない。プロミナーを担ぎ、首には双眼鏡なので、一脚は付けずに、手持ちかプロミナーの上で支持して撮影。
by komachi-memo2 | 2014-11-23 17:59 | 探鳥 | Comments(0)