2014年 07月 22日
7月中旬の林道の生き物
昨日の続き。
湘南ではゴマダラチョウよりも圧倒的に見る機会が多くなってしまったアカボシゴマラダですが、2頭が一枚の葉の上にいるのを見たのは初めてです。交尾をしているわけではありません。が、下側の1頭の頭部は上側の後翅に接触しています。そしてときどき下側の1頭は腹部をJの字に曲げる姿勢をとっていました。上の1頭が♀で、交尾拒否をしていたのでしょうか。もうすこし観察を続ければ展開があったかもしれません。
7月の林道ではカタツムリを多く見かけます。カタツムリだけを注意して観察すればいくつもの種類が見つかるだろうと毎年思うのですが、いまだに実行できていません。写真は殻に剛毛をはやしたオオケマイマイ。
カラスザンショウの葉にいたナミアゲハの幼虫です。3令位でしょうか。ドロっとした感じがいかにも鳥糞らしく見えます。3〜4令の鳥糞状態のアゲハ類の識別は比較的わかりやすく、ポイントは腹部の先端近く。白斑が左右に分かれているのがナミアゲハの特徴。また全体に褐色がかっており、背中の白斑の形状などからナミアゲハの幼虫と判別しました。
カメムシダケ。カメムシの種類はわかりません。冬は土の中で寝るのが一番、やれやれと、寝ているときに菌にやられるのだからたまりません。虫に生まれなくてほんとうに良かったと思います。
by komachi-memo2
| 2014-07-22 22:32
| 探虫
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