2011年 07月 04日
山中湖・富士演習場に探鳥・探虫
5時に家を出発、途中、大磯の照ケ崎に寄り道してアオバトを見、山中湖近くではキビタキ、コルリの美しい声を堪能し、演習場に着いたのは、8時台。富士演習場辺りの標高は1000mほど、気温にして5,6℃、草花の時期にしてひと月近く私の暮らす葉山町とは違います。まだ葉がそれほど繁茂していないニセアカシヤの梢にコムクドリの20羽ほどの群れ(上写真)。その隣のニセアカシヤにはカッコウ。一羽のカッコウが飛び出すと、別のカッコウが止まります。縄張りをあらそっているのでしょうか。
オオジシギの派手な急降下ディスプレーフライトもこの時期、まだ見ることができました。最もよく見られたのはノビタキ。♂、♀、幼鳥もすでにかなりいました。アオジは胸の色が鮮やかな黄色で葉山で冬に見るくすんだ黄色とは別もの。うっとりするような声でさえずっていました。ホオアカが見られるのもここの魅力です。
この日確認した鳥はアオバト(照ケ崎)、キビタキ、コルリ(山中湖)、コヨシキリ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、イカル、カッコウ、ホトトギス、コムクドリ、ノビタキ、ウグイス、ヒバリ、オオジシギ、モズ、カケス(演習場内)
広大な演習場内を車で徐行運転していると、ニホンジカに出会いました。足を折った格好でこちらを見ても逃げるようすもなく、草をはんでいました。鹿の子模様の残る美しい若鹿です。平日は戦車の走る演習場と鹿、どう考えても不釣り合いなのですが、これが日本の環境の現実なんですね。
by komachi-memo2
| 2011-07-04 23:39
| 探鳥
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