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春のサシバ

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探鳥会の往路の終点で休んでいると、上空で「ピックー」と鳴いた。聞き覚えるある鳴き声に、数名が反射的に立ち上がる。サシバだ! 旋回し、上昇気流を捕まえようとしているサシバの翼が、クヌギの梢の間から光に透けて美しい。4月になると私の住む三浦半島でも遠い南の国から戻ってくるこのタカを見ることがある。このタカの食べ物はヘビやカエルやバッタで、生息環境は谷戸である。それも田んぼとして耕作されている、水の道がコンクリートで固めていないような昔から変わらない環境である。今、そうした環境が三浦半島にどれだけ残されているのか。ミゾゴイやタマシギと共に最も絶滅が心配されている鳥だ。この日、幼鳥、雄、雌とサシバを4個体見ることができた。芭蕉に倣って「鷹一つみつけてうれし二子山」とつぶやいてみた。(photo by GEN)
by komachi-memo2 | 2009-04-24 10:01 | 探鳥 | Comments(0)